LEATHER GOODS: 馬蹄型コインケースという小銭入れを、いつだったか最近買いました。 小さいのがなかなかなく、GANZO MAESTRO というブランドの「小銭入れ S」に しました。
http://item.rakuten.co.jp/ajioka/wgan57947/ http://www.ajioka.co.jp/original/ganzo_maestro.html
本当は、レシートや札を1枚だけ入れるようなスペースがある、通常の馬蹄型 コインケースがほしかったのですが、スーツのポケットに入れるのは大きすぎました。 これでも、ちょっと盛り上がりますが、まぁ、しょうがないです。
特徴は、縫製がなく、最初から磨いたツヤがあり顔が映ります。形も馬蹄型に 分類されるものの、その中でも独特で他に見ないデザインで面白く、タイ王国製なのに 値段が 8,400円と強気なのもわかるような気がします。
最初にツヤがあるので、あとは傷がつくだけで、買ったときの状態が最盛期です。 これはまぁ、そういう製品もある、ということで、好みによります。
蓋と小銭入れ本体の折り目、特に、両端に切れ目が少し入っている部分の耐久性が 気になります。 折り目の皺は、細かく不規則にたくさん付きます。これはしょうがないです。
開くための取っ手のようなベロが外側を向いているのも、気に入った箇所でした。 デザイン上は内側を向いている方がよいのかもしれませんが、実用上は外側の方が 断然便利です。特に、手袋をしたまま操作しやすいです。
ベロは本体に切り込みを入れて挿してあるのですが、この切り込みが斜めです。 ベロ自体は真っ直に挿さっているので、利用上の問題はありません。
小銭は20枚ほど入りました。さすがに、入口でつまってましたが、それでも薄い 革の手袋をしたままで小銭を取り出して、しまうことの両方ができました。
蓋の裏側は小銭の受け皿になり便利ですが、想像通り、結構汚れます。コルクの ような状態なので革用クリームを塗ることを躊躇していたのですが、もう遅いです。
曲線が主体ですが、一部うまくできなかったんだろうな、という直線部が 1cm ほど あります。蓋の周りの部分で、本体とこすれる箇所なのですが、この部分だけ 本体が削れています。
そんなわけで、他にない特徴的な設計・デザインがよい点ですが、値段を考えると、 もう少し技術を完璧に近づけてほしい、というところです。