道のり・・・
道のり・・・
1. ラリーとダートラについて
2. 第一歩を踏み出そう
3. 参戦するために(工事中)
1. ラリーとダートラについて
- 1.1 ラリーとは
- ラリーと言うと、私の身の回りの方々は、よくパリダカを連想されるようである。
有名なラリーとしては間違っていないが、一口にラリーと言っても色々ある。
まず、パリダカやキャメルトロフィーの要にパジェロやカミオンが原野や砂漠を駆け抜
け、悪路を体力と気力で越えるようなものを、アドベンチャーラリーと言う。
そして、最近皆さんの耳にもよく入るようになったと思われる、WRC(World Rally
Championship)や、アジパシのようにスピードとタイムを競うものを、スピードラリーと
言う。
それでは、日本国内ではどのような形態のラリーが行われているかというと、上記2つに
属さない計算ラリーという形式をとっている。
海外ラリーとの大きな違いは、コースがレース前に公開されるかどうかにある。
海外ラリーは、レキといって、公開されたコースを試走してペースノートを作成し、それ
をナビゲーターが読み上げながら走る。レキ中は制限速度を守らなければならないので、
いかに高速で通過したときに車がどのような挙動を示すかを考えながら記録していくかが
ポイントになるらしい。
日本のラリーでは、事前に公開されることはなく、コマ図を追いながらどこでチェックポ
イントが出るかを予想し、駆け引きをしながらいかに正確に走るかを競い会うものである。
ここで計算ラリーとは、どのようなものか。。。上記の体質の違いはわかって頂けたと思
うが、日本のラリーは、SS(Special Stage:速さを競うステージ)とSSの間のラリー区
間(ツナギとも言われている)での減点を1秒1点として計算している。
海外ラリーは、ラリー区間の減点は1分1点とされ、速さを純粋に競い合うようになっている。
この背面としては、国土の違いから出たものだと思われる。
日本国内では、海外ほど長距離の占有区間が取りにくいということから、SSとSSの間のラ
リー区間でも競い合うネタを盛り込んだのだ。
この体質は、ナビの仕事の質そのもの(コースの先読みをする海外に対し、時間と速度と
距離を計算していかに正確に走るか)を変えていったのだと思う。
とは言え、最近の傾向としては海外ラリーへの参戦する日本人が増えてきたのだが、そこ
であまりの体質の違いにこれではいけないと思われたのか、ラリーコースの設定やJAFの
規定等も海外ラリーの在り方に近づこうとしている。
しっかし、全日本戦は少し良いとしても、準国内などは夜間(丑三つ時と言う表現がぴっ
たりかも)にギャラリーできる場所も無く、人も寄り付かないような山奥で走り回ってい
るのだから、普通の方には無縁の世界になるだろう。例え興味があってもどうしようも無
いかも。
以前、-20度Cの極寒の中、丘の上では風が吹きすさび寒いのだが、そこ以外では入らせて
くれなかったことがある。別に危険なことは何もなく、見ている人も10人もいないの
に・・・。
オフィシャルは暖かなヒーターの前で「こっちにきちゃ駄目だよ」だって。もう少しサー
ビスがあっても良いと思った。
- 1.2 ダートラ(ダートトライアル)とは
- こちらは、知らない人がいるかもしれない。
簡単に言うと、ジムカーナの未舗装版とでも言うとわかりやすいと思うのですが。え?ジ
ムカーナでって何かって?(^^;
パイロン等で作ったコースのスタートからゴールまでを、一台単位でタイムを競い合うも
のっす。
しかも、2回しか走れずどちらか良いタイムで競うのです。
遠路はるばる会場に来て、2回しか走らないんです。もったいないっすね〜。もっと走り
たいっすね〜。って思ってしまう。しかし、同じ未舗装の道を走るのでもラリーとは走り
方が違う。
日本のラリーのようにコーナーの先がどうなっているかわからないような場合には、車を
わざと流してコーナーの深さに合わせて曲がっていく。しかし、先のわかっている場合に
は、この技術は返ってタイムをロスしてしまう。そう、ペタペタと走っていく方が速いの
だ。ペタペタと言っても、流さないように丁寧に操縦するのであってゆっくり走るわけで
はないけど、一応(^^;
見ていて派手で楽しいのはやっぱラリー屋さんの走りかなって思うけど、ダートラ走りで
も速い人のは背筋が寒くなるような走りが見れる。
それと、ラリーには無い楽しみ方もある。それは、改造車クラスである。
一般公道を走るために、ナンバー無しバリバリ改造車両のクラス設定はラリーには無い。
爆音と共に砂煙を上げて走る姿は視覚、聴覚の他に空気から身体に感じるものがある。
一度全日本ダートトライアルを見ることを薦める。
2. 第一歩を踏み出そう
- 2.1 クラブに入ろう
- これからモータースポーツを長く続け楽しむためには、有識者や経験者の知識や
人間関係、人脈が大きな糧となる。
また、JAF認定のクラブに所属していないと、ライセンスの更新もできないのである。
現在の所属クラブ
- ●RAC.S (Rambling Angels Club)(JAF公認クラブ)
- 現在全日本ラリーにSUBARU VIVIOで参戦しているこの世界では知らない人はいない
守屋さん率いるクラブ。ラリーが主体であるが、ダートラにも参戦している方もい
る。忘年会などでは夜遅くまで、この手の話題とシモネタで盛り上がる。必勝奥の
手や、普段雑誌などでは聞けないような体験談は、この時とばかりにチェック!
ラリーセミナーに行くよりも勉強になったりして。
ミーティングは毎月第一火曜日。20:00くらい〜。
氷上走行会を含み、年に数回の練習会を行っている。
これからラリーを始めたいのなら、ここだ!
- ●T-TS (Team Tokyo Subaru)(JAF公認クラブ)
- STI TOKYOが主体となっているクラブ。
基本的には、東京スバルの社員と、STI Tokyoの常連の集まり。
このクラブは、ラリー/ダートラとカテゴリーは問わないが、STI TOKYOに全日本ダ
ートラドライバーの福田さんがいるので、ダートラが得意かもしれない。
しかし、現在は少し現場から遠のいてしまったものの、菅谷さんはラリー主体に活
動されていた方なので、全然心配はない。
ミーティングは、毎月第一木曜日。19:00くらい〜。
夏はダートラ練習会、冬は氷上走行会と季節を選ばずに楽しめるのは、ダートラ/ラ
リーの楽しいところ。これだけでは無く、スリックカート大会や、カート大会、ダ
ートラ会場でのBBQ大会など、多彩にわたって楽しめるクラブ。
本格的にやるのは考えちゃうけど、とりあえずダートを走ってみたい。または、横
に乗ってどういうものか体験したい!って人はここだ!
- 2.2 Bライセンスを取る
- "PD"や"SpeedMind"(両雑誌共に毎月1日発売)といった雑誌等にも、こういった
ライセンス講習会の開催情報が出ているので、チェックして近い場所で行われるものに
申し込めば良い。見ていると費用にバラツキが有るが、基本的にJAFの競技規則書
(正式名称を忘れたが(^^;)等の購入は別表示だったりするので、場所代程度の差しか無い
と思う。
しかし、先にクラブに入会しているのであれば、講習会に出なくても、クラブ推薦と言う
方法もある。この場合は費用も多少お得な事もあるが、半日潰して講習会に出向かなくて良い
と言う点は魅力的である。
また、ライセンスを取るということは、JAFに加入している(その場で加入もできるが)
ことが必要条件であることも忘れてはならない。
ちなみに、上記クラブのミーティング開催地は、
・RACS : 東急線 二子多摩川駅から車で10分くらい川上流にある公民館(だったと思う??)
・T-TS : 入谷駅から徒歩5分にある、STI TOKYO
で行われている。
- 2.3 車を作る
- 2.3.1 走るための装備
- 最初から完璧な車があるに越したことはないが、初級ラリーなどは一般舗装路をコースとした
設定が多く(東京フレッシュマンシリーズ)、SSも無い上にハイアベの設定も低い。
故にノーマルタイヤで参戦している選手も多い。
個人的な見方だが、このクラスでは、一般の車に下記に記載した装備があれば、問題なく参戦できると
思われる。
中級ラリーはどうなるかと言うと、ハイアベの設定も高くなりSSも含まれるようになる。
さらには、ダート区間の設定もあったりして、車への負担も大きくなってくる。
特に未舗装の林道を走ると車の下回りはボコボコになり、各部への負担ははかり知れない。
こうなると、上記装備(初級ラリーの装備)では車はもたない事は言うまでもない。
私の経験から、その工夫と対策をまとめてみた。詳細はこちらのページ参照
ダートラに参戦するための車作りはラリーとはちょっと違う。
基本的には、ダートを走るわけだから中級ラリーに出場するのと装備は似ているが、
・常にオフィシャルの目の届くところを走っている。(どこで止まっても大事には至らない)
・1レースの2本に、全力を傾け、1/100秒を競い合うため、ガードは必要以上に付けず
(ラリーと違って、林道に比べ路面状況がフラットなのでフロアガードや、デフガードは、
車によっては不要であったり、アンダーガードもリブ無し(補強無し)とし、車体を
軽くする。
・ブレーキも初期制動の効く物が良く、長い下りを走ったりするラリーとは違う・・・と思う。
・ラリー車は、エアコンなんぞがあると、雨の多い日本では重宝すると思う。
レーシングバッテリーがあるんだから、窓の曇り取り用小型エアコンなんてどこかのショップで、出さないかなぁ。
また、ダートラ車は短時間の内に勝負が決まるので、重くなるだけで恩恵は無さそうだ。あ、行き帰りの道中は快適だけど(^^;
- 2.3.2 ラリーに出場するための装備
- 初級から上級までラリーに出場するために欠かせない装備は下記の物である。
- ○安全装備
- ・ロールバー
・4点式シートベルト
・ヘルメット
・グローブ
- ○所持を義務づけられた物
- ・ライト(赤色つき)
・牽引ロープ
・発煙筒3本
・三角表示板
・消化器
・救急箱
- ○必要不可欠なもの
- ・ラリーコンピューター
※初級ラリーなら、全て新品で用意したとしても30万円にも満たない装備で済むのである。
- 3. 参戦するために(工事中)
また、このようなことを話し合う機会として下記もありますので参加したいんだけど・・・
ってしとは、ぜしどうぞ:-)・・・すみません工事中です・・・
- ○○○Team-ML○○○
- 競技車の作り方、セッティング、エントリーするには・・・等について話し合う場と言うことで、このメーリングリストを発足することとなりました。
現在モータースポーツに興味があるのに、なかなか機会が無くて参加することがで
きない方は沢山いると思います。そこで、このメーリングリストを通して、人と出
会い、そう言った機会を増やし、お互いに楽しんでいける場となったら良いと考え
ております。
どんなことをやってるのかなーって、気になった方は、
ralinda@gentei.org
まで、メールください。もちろん会費などは一切ありませんので大丈夫です:-)
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