KAWASAKI ZX-10
- 愛車”てんこちゃん”
- ゼファー1100も、乗り心地と操縦性は良かったのだが、いかんせんカウルが無い。
<当たり前や、ネイキッドやもん(^^;
それまで'87NSRに乗っていた私はカウルってこんなに効果が大きいとは知らなかった。
そこで、ゼファの元オーナーがもう一回乗りたいと行ってきたので、譲ることとした。
どんなバイクに乗ろうかって考えた。カウル着きは外せない条件として、候補にあげたのが、
ZX-10、ZZR1100、FJ1200、CBR1000F、ZX-9R、CBR-900RR、ZX-7R、CBR-600などである。
最近、g20では長距離を走ることが増えたのでツアラーがいいなあ。
(倉野さんのCBR1100XXに乗って気持がグラグラ揺れたんです。)
それから、家の近くのバイク屋の前を通り掛かると、ZX-10がこっちを見ながら手招きしているのである
(ように見えた)。その時は夜だったのでショーウインドウに貼り付いて見ているだけだった。
早速次の日、お店に行き見てみる。外装は多少の色褪せは隠せないものの奇麗だし、
ハンドル周りに事故の形跡もない。にま〜。
インターネットで検索していると、Omitomiさんに出会った。
HPで色々と情報を集め、解からないところは聞いたりして、試乗に挑んだ。
エンジンのカチャカチャ音が少し気になるが、カワサキ車だもん!って納得し、走ってみる。
トップブリッヂ上とは言え、久々のセパハンは恐かった。初めてZZR1100に股いだとき、恐くて走れなかった事が頭をよぎった。
あれから1年・・・。足付き性もゼファ1100と同じ感じで良い。走りだしてみると、結構トルクフルでいい感じ。
ミラーがカウルに着いているのでちょっと目線が遠いが、視認性は抜群。
道が混んでいたので60km/h程しか出せなかったが、両手を放してみる。
カタカタ・・・ガタタ!おおっ恐い。ハンドル振れるなあ。他は2500回転くらいにトルクの谷があるが
マフラーを社外製のを入れていたせいかも。(アンダーカウルの底を加工した後があった)
バイク屋に戻って店員に聞いてみると、「カワサキ車はよくあることなんですよ」・・・
「ほんまか、おいっ」て思い、とりあえずホイールバランスを取り直すようにお願いして、
kawasaki車に乗る友人に片っ端から電話で聞き捲った。ど〜も、今イチそういう事はないらしい。
数日後、バイク屋から「バランス取ったのでどうぞ」って電話がありもう一回試乗。あまり変わっていない。
う〜んんん。悩んでいると、
「80km/hでハンドル放すことってありますか?」聞かれた。
確かに!あなたの言うことは正しい。タイヤによってはこういうこともあるらしいし、事故暦なさそうだからと決めた!
- さっそく部品装着なのだ。
- ・無線用のアンテナ/ケーブル類
- ゼファの時につこうてたもの。バイクに無線が着くとツーリングの楽しさも倍増する。
値段は高いが"KTEL"が使いやすい。(っと思う)
PTTスイッチは、左のハンドルのミラー用ネジ穴のキャップを外しねじで固定した。
(1.25ピッチの特殊なねじのために、スチール製しかなかった。
- ・オイルテンプ計
- ゼファの時につこうてたもの。時計の代わりになるので結構便利。
冷却ファンが回る温度って、油音が100度越えてからだった。
CB1000はいつもブンブン言っているのに対し、ZX-10は余り回らない。
- ・豪転コンパス
- 自分がどっち向いて走っているかがわかるので迷ったときに結構便利だということに最近気付いた。
買うときに周りのコンパスと同じ方向を向いているのを買うこと。
たまに変な方角を指しているのがあるからちうい。
- ・ねずみ取り探知機
- 今まで車に付けていたが、ラリーの時に邪魔なので余っていた。
バイク用ではないので、どこまで役に立つかは不明。
「走っていたら警告音なんて聞こえないよなぁ」って思いながら期待もせずにいた。
しかし、これが結構聞こえる!ふわわくらいになっても平気!
カウルの中に入れておけば雨降っても濡れないし取り付けも楽だしええかも。
でも音量最大にして町中に入ると、ピロピロうるさくて恥ずかしいのでちういかも(^^;
- ・PIAAの明るいバルブ
- シャチのライトってはっきり言って暗い!限定解除MLの広瀬さんのさそりちゃん
(CBR900RR)に比べたら月とすっぽん。そこで最近流行のH.I.D.Dもどきの青白い光を放つバルブを装着してみた。
1個3800円と高かったけど、スポットが閉店売り出しの時に購入したので30%引きの2800円税込みで買えた。
これが、結構良いです。今まであんどんの様だったのが凄く安心感のあるライトになった。
消費電力もそれほど変わっていないらしくバッテリーの電圧もノーマルと変わっていない。
- ・フォグランプ
- ライトが暗いし、一つしか付いていないので、もし切れたら走れないなー。
バルブを一個持ち歩いていれば問題ないんだけど、切れるときは決まって忘れた時とかである。
とか言いながら、gentei-MLの後藤田さんのを見て、「おー、いいなーそれ」的に決めてしまったわけであるが(^^;
というわけで、色々研究してみました。ドライバースタンド大森店(?)やドクターラビットとかで探すと、バイク用の30Wくらいのフォグを売っていた。
しかし、インプレッサに付いていたドノーマルバルブの55Wでも暗いと思っているわしが、これをつけても実用的でないことは明確だ。
とい、言うわけで却下。でも55Wのを探すが、みょーにでかくてゴツゴツしてて、かっちょ悪い。
翌日、カーエステ山○さんとこに行き、「こーいう訳なんだけど、何かないかねー?」って聞くと、「げげっ、まじでやるのそれ?」と聞かれてしまったけど、
自分のじゃないから、面白がって一緒に買いに行くことにした。
ドライバースタンド(大森店?)で、バイク用には良いのが無いことを見せ、悩んでいると告げると、スタスタ車のフォグ売場へ行って、ふふふと不気味な笑みを浮かべて振り向いた。
そう、インプレッサではバカにして見向きもしなかった、"R○AD BOY"のフォグであった。このメーカーの存在は前から知っていたのだが、
・フォグを直接見ると、すごく明るいのだが、車の運転席に座って見ると、ちっとも明るくない。(光軸が適当らしい)
・とにかく安い。5000円以下で左右のセットが買える。しかもスイッチが入っていたりする。
(ハーネスやリレーは無いけど)
・見た目がちゃちい。値段が値段だけに納得できるが、付けて走っているときは見えないし。
てな感じで実用的には無いに等しい。要は、飾り的に発光していれば良いと言う人向けであると考えていたため、見向きもしなかったのであった。
でも、今回はチト違う。確かに55Wで大きさも小さく、ほとんどまんまるな形はどこか惹かれるものがあった。
つける場所も何にも考えてないのに、どうにかなるさ的に購入してしまった。それと、リレーと防水性スイッチを購入した。しめて5000円ちょっとですんだ。
もしかして、バイク用の買うより安く上がってしまったわけである。さすがカーエステ○田さんである(^^;
で、家で装着場所を検討。ウインカーのレンズを取っ払って、そこにフォグと市販のウインカーレンズを埋め込み、パテで成形しようと言う意見がでたが、
ウインカーバルブの交換やら、手間が掛かることも考慮して、サイドカウルに装着することとした。
しかし、車幅を越えてしまったりライトの中心より高い位置だと、車検を通らないのでその辺もちゃんと考慮した位置となり、このようになったわけである。
スイッチは、カウルの内側に付いている黒い内装(っていうのか?)に穴を開け、そこに装着。あえて、ハンドル周りには持っていかなかったのは、単に面倒なだけでし(^^
そいうところは適当だけど、ちゃんとスモールランプ連動とし、出ている配線はコルゲートチューブを巻いた。
で、付くかな?とか、光軸がなー。とかとか点けたり消したりしてる内に、バッテリーが上がってきていることに気づいた。。。時にはしっかり遅く、できあがった時には、
しっかりセルも回らなくなっていた。ぼかーん!
山○さんにケツを押して貰い、押し掛け押し掛け。走ってりゃー充電するよー。ってなかんじで、家まで5分のところを30分もブラブラしてから帰った。
見た目は。。。明るいところでは、かっちょわるいかなー(^^;;;でも夜になって暗いところで点けてみると、「おー、なんかかっちょえー」って感じである。(自分で言ってりゃ世話ナイス)
暗い道では、結構明るく、しかもライトがカバーできない横方向を重視したので、かなり使いやすい。
しかし、光軸ってものがあまり考慮されていないようなので、きっと対向車はめっちゃ眩しいと思うので、普段は点けていない。98年8月の今までで、使用したのは、鳥羽g20の帰りの東名高速道路の霧と、
箱根の山に上がったときの霧くらいかなー。それに電気の消費が激しいので、アイドリング時に点灯しておくとバッテリーが上がってしまう可能性大!というのも一つの理由だな。うん。
ただ、最大の欠点は、立ちゴケをしないが、絶対条件となってしまった。サイドカウル1枚5万円位するらしい。立ちゴケでの被害予想は、サイドカウルバリバリ、アッパーカウルヒビ入り、フォグランプグチャグチャ、って感じである。
下手すると、ラジエターとかまできちゃうかもしれない。。。おー恐い。>ばかだねー。
- ・シガーソケット
- 長期間のツーリングになると、無線機用バッテリーだけでは途中で切れてしまうので、車用のシガーライターを装着した。
付ける場所は、最初左前にあるポケット(カウルの内装にポケットがある)にチョロッと出そうと思っていたが、ここでまたカーエステ山○さん登場。
そんなの美しくないとかって、あっさり却下されてしまい、カウルの内装の板に四角い穴を開け、そこに埋め込みました。こんな感じ。
しかし、口が上を向いているため雨が入りさびてしまう。このために現在ぴったり合うフタを探している。一番良いのは、2年くらい前まであった、
大口径の2リッターボトルのジュースのフタなんだけど、最近のはみんな口が小さくなってしまって探してもないの(;_;
で、仕方なく秋葉原でゴムの栓を買ってきてそれをつけてる。で、それだけだとかっこわるいから、500mlのジュースのフタを被せてできあがり:-)
これからもこのフタを探し続けるのだー。
実際に使ってみて、ちょ便利:-)
ジェッペルなら通勤途中に電気ひげ剃りも使えるし、色々できる。(しないって(^^;)無線機のバッテリー消耗を考えなくて良いことはとても気が楽であった。
- インプレッション
- ゼファと比べて重量もほとんど変わらない上に、低重心なはずなのに、
押していると重さを感じるのはセパハンのせいだろう。
車庫から出すのに押してUターンしてみる。あれ、ゼファは1回で回ったのに切り換えさないと回らない。
これがはっきりと現れたのが鮫州の講習会で千鳥をやったときだった。
ゼファでは千鳥で困ったことは一度もなかったのに・・・・・。全然できん(^^;
おみとみさんや、鯱会の方々は、タイヤを変えたりしてリアを上
げ克服しているようだ。リアステアで曲がれるようになりたい。
しかし、いざ高速道路を走ると、振動もゼファと比べて小さいし安定感がすばらしい。
大きなカウルの恩恵で身体も楽だし:-)。
やっぱカウルはあったほうがええすな。
2月7日に銚子に行った帰りにカウルの恩恵をちょっと試してみました。
ゼファーでは身体に当たる風の為に、ぬえわ程度で限界だったのが・・・。
ふわわくらいまでだったんですけど、少し身体を沈めると風はほとんど気にならない。
しかし、カウル(スクリーン周り)からのビビリ音が凄くて耳につく。
そういえば、最近のバイクはスクリーン周りからもステーが出ており、
補強もされている。この辺でも設計の古さは隠せないのか。
まぁ、カウルがあるおかげで、タンクバックは飛ばないし、このくらい大したことではないので気にしないのだ。(^^
トップギア(6速)で、80km/h - 3000回転。ゼファがトップで(5速)100km/h - 3100回転だったことを考えると、
エンジンがちょっと回っているな〜って感じ。
1速からの全開加速では、1速はあまり加速度感を感じないが、
2速、3速の加速はゼファにはなかったものを持っていた。
これ以上のギアでは速度が上がり過ぎてしまうために、テストはできなかった。
もう一つ、ジムカーナ的にパイロンスラロームを低速でヒラヒラするような場合は、
やっぱりゼファー1100に軍配が上がる。やっぱりZX-10は、高速ツアラーで設計されているように感じた。
それと、他のZX-10乗りの方のHPでも話しに出ているエンジン始動時の「ジジジ・・・」
っていう現象は、例外なく私のてんちゃんにも出ています(^^;
ブレーキの貧弱さは、激しい運転していないので不満はないです。
ゼファのリアブレーキは、全然利かなかったので、とっても乗りやすく感じるほどです。
これは固体差だったと思うけど。
- 燃費
- 2月7日に千葉の銚子までgentei-MLの皆さんとツーリング(雄二さんのツーリングページにリンク張らせていただきました)に行って来ました。
"鯱"になって、初めてのツーリングだったので燃費が気になっていたのですが、なんと出ました21km/L!
途中ちょっとエンジン回したところもあったので、あまり期待していなかったのですが、思わず"にたぁ"ってしちゃいました。
街乗りでは、冬は暖気時間も長いので、10km/L前後です。
3月7日につくばに行ったとき(往復首都高&常磐道を利用した)は、18.9km/Lだった。
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