註: ん〜、もうエッヂ以外使えない時代になってしもたなあ。 以下、1998年頃一所懸命書いてた内容。

きっかけ

頃は1996年、故るねきちせんせぇにおいしい話を紹介し てもらったのがはじめ。基本的に「PHSなんてハンパなものはじきに滅びる」と 思っていたので、全然興味なかったのじゃが、あまりにおいしい話なので乗った のであった。

どの程度使えるの?

あー、ほとんど使えないと思って良い。使える場所/時間が限られておる(あたり まえ)。でも、安いからいいのじゃ。そういう割り切りができない人は買わない 方が身のためじゃ。

PHS欲しいんだけどなやみちうなの〜

そういう君はこのチャートで決めたまへ。し かし判定は極めていい加減である。ぐわはは、ゆるしてくれたまへ。

PHSはどの辺で使えるの?

各PHSベンダーから出ている「エリアマップ」をみてくれたまへ。 大体あっておる。しかし、建物の内側はちょっと弱い。

どういう機種を選んだらいいの?

よくぞ聞いてくれた。 わしは、こんな端末が理想だと思う。

PHSをバリバリ使う

せっかくPHSを導入したのだから使わな損そん(もちろん適度にね)。そういうわ けでわしはPHSを使ってモデム通信しちょる (すごい論理展開)。(モデム通信自体古くなってしまったのでobsoleted)

いやー、でも市内通話 1分10円+10円 は助かるっす。がしがしモデムでつなぎま くってもさほど痛くないもんね。最近バイト先にノートパソ コン持って行ってるのじゃが、忙しい時/暇な時 に大学にモデム接続して お仕事/暇潰し できるのは最高である。

あと、ちゃんと「公衆電話より安い場合」、「一般加入電話とほぼ同じ場合」と いう距離や時間帯を覚えておくと、賢いPHSユーザになれるぞ。PHSの電話機には 電話帳がついている(ついてないのもある)のでかけるのが楽だし確実。詳しい料 金体系は知らなくとも、大体以下の場合には、遠慮せずPHSを使っても良いのだ と覚えておくと良い。

ASTELとNTTpとDDIpの比較

わしは最初ASTELを使っていたのじゃが、1997年2月にPaldio203Sという留守番電 話機能バリバリでもばいるこんぴうちんぐする人にも満足できる妥協のない機能 を揃えている唯一の端末が出現したのでお金を出してNTTpを選択した。しかし、 あまりのNTTpのサービスのインターフェースの悪さと、地方に行ったときの使え なさ加減に嫌気が差して1997年9月にDDIpに乗り換えた。てことで3社の使い勝手 を比較してみやう。
電波状況
厳密に比べてみたわけではないので、はっきりしたことはいえないが、横 浜や都内で使っている場合はどれも良く入る。感覚的に、NTTpはまんべん なく網羅している感じでひっそりした住宅地にも浸透している。ASTELは 駅の近くなど繁華街や、JRの駅で強力だがちょっと郊外に行くと弱く、地 方に行くとさっぱりである。DDIpは都市部ではデパートの中以外をもれな くカバーしている感じ。ビルの中以外なら、さすがにDDIpは電波が強くて 安定している。やっぱり違う種類のPHSって感じじゃな。

話を首都圏以外に移すと、やっぱり断然DDIpじゃな。ASTELは大都市近郊 にしかアンテナ立てようって気がなさそうである。NTTpは主要駅の近辺し かアンテナを立てていない。

留守番電話サービス
断然ASTELの勝利。NTTpはサービスのインタフェースが圧倒的に悪くて話 にならん。DDIpはその中間で、操作体系はASTELに近い。

NTTpでまず気に入らないのは、留守電を聞いたり留守電サービスの機能を コントロールしたりするための電話番号が、全部03で始まる10桁の番号 (NTTp中央の場合)で、しかもどれにかけても東京03までの通常通話料金が 加算されるので都内にいない人は圧倒的に不利となる。
ASTELは留守電関係の番号がどれも14XXのような4桁の番号になっているの で実質二桁の番号を覚えればよくいちいち電話帳に入れたりしなくても手 軽に操作できる。料金もかけた場所によらず一定で、留守電応答メッセー ジを変える場合も一回30円固定なので、安心して何度も吹き込みができる。 公衆回線からアクセスするときも、0120-71-14XX と対応するフリーダイ ヤル番号にかけて、PHSからかけたときと全く同じ料金がかかることにな るので、どこからかけたかを気にしなくて良いので安心である。

さらに、ASTELでは新たな留守電が入っているかどうかを1416(無料)にか けることで確かめることができるのだが、これは新規録音があるかどうか を端末の液晶部に表示するのでいちいち受話器を耳まで持って行かなくて いいのでらくちん。NTTpの場合は、再生専用番号(これも03で始まる10桁 の番号 or 4桁+端末に応じた2桁の番号)にかけて、メッセージを聞くとい う動作をしなければならない。録音がない場合は、すぐにBUSYトーンにな り無料となるというのはいいのだが、かかるまでにかなり時間がかかるの であるかないかを確認するのにトータル30秒近くかかってしまうので面倒 臭くてしょうがない。また、新規録音でなく、保存録音(既に一回聞いた もの)がある場合はそれを再生するために留守電センターにつながってし まうので課金されてしまいます。要するに、NTTpには新規の録音があるか ないかを無料で確実に手軽に調べる手段が存在しません。もっとも、新規 録音のあった1,2,24,48時間後に留守電センターから端末を呼び出してく れるのだが、そのタイミングで圏内である保証はないので密かにいまいち なのである。

さらにさらに、NTTpは留守電サービスコントロール用の番号が一個で、い ろいろな設定種目をたくさんのメニューから選ぶ方法なので、説明アナウ ンスを聞きながらやろうとすると異様に時間がかかってしまう。しかも、 説明アナウンスもしばらくタイミングを待たないとスキップできないので やっぱり時間がかかる。それから留守電応答メッセージを変えるとき には、まず応答メッセージを録音するという作業と、さらに応答メッセー ジをユーザー設定のものにするという二段作業が必要でちょ面倒。

逆にASTELは設定項目ごとに14XXの番号を分けているので、普段良く使う 番号だけ覚えておけばどれもすぐに用を済ますことができる。

DDIpはASTELでいうところの1416(留守メッセージ有無確認)が存在せず、 有無を確認するには、どこかに電話をする、か、留守電センターに電話 (*931)する必要がある。メッセージが存在した場合は良いのだが、無かっ た場合も1アクセスとして10円取られてしまう(DDIpは1997/8から10秒以内 の通話は10円)。実は無料で確認できる裏技があるらしい…。


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