携帯メイン機のThinkPad X280を OpenBSD にしてから約4年使ってきて、ハイバネーションに満足していたが OpenBSD 7.5にしてからSCIM入力中にXごと固まって、別のTTYに切り替えて pkill -9 -f scim しないと戻らないなんてな症状が出続けてこりゃだめだと 思ってOpenBSDとオサラバすることにした。
2019年当初はNetBSDだとXの画面がちらついたりしたのでOpenBSDを選んだが もうNetBSD10(+xsrc)ではまともに使えるし、HDMIもちゃんと出せるし、 NetBSD9ではできなかった二本指スクロールも行ける。 ということでハイバネーションを捨てて ThinkPad+NetBSDに生活に戻ることにした。
ハイバネーションが使えるようになって、「うおー便利」と 最初は思っていたが、実際保存とリロードに1分ずつくらいかかるので shutdownしてからリジュームするのとあまり変わらなかったりする。 ちなみにノートPCはあまり使わないのでサスペンドだとバッテリーが干上がっちゃって 逆に不便なのでそんなに使わなかったりする。 出先で使うときには、起動したらしっぱなしで終わったらshutdown -p nowでも 別にいいなって思えた。 → 後日談
もう一つやっぱり不便なのがzfsに相当するものがない点。 サーバのように潤沢なストレージを管理するときにはもちろん、 ノートPCのようにちっちゃいディスクをやりくりするためにもzfsのような プール方式の論理ボリューム管理のできるものがないときつい。
また、zfsでさくっとイメージ用ボリュームを作って仮想化環境で 別OSを動かすなんてのもOpenBSDだとできない。ノートPCでもテラバイトクラスの ストレージが使えるような時代だから、持ち歩きPCでも別OSを動かしたい。 まあ高速USBメモリに入れて持ち歩けばいいんだけど。
pfはいいんだけどなあ。