いくつかのThinkPadでOpenBSD6.6を動かしたものをまとめた。 中古で買ったりするときの目安にどうぞ。 間違いの可能性大きいので最終判断は自分で。
X280 | X390 | X395 | E490 | |
---|---|---|---|---|
OS起動 | ○ | ○ | ○ | ○ |
X | ○ | ○ | ○ | ○ |
サウンド | ○ | ○ | ○ | ○ |
画面輝度 | ○ | × | ○ (wsconsctl display.brightnessで) | ○ |
Type-Cディスプレイ | ○ | ○ | ○ | ○ |
有線LAN (アダプタ経由) | ○ | ○ | ○ | ○ |
無線LAN | ○ | △ urtwnなどUSBモノで代替 |
△ Intel ac8256に換装可能 | △ Intel ac8256に換装可能 |
suspend/resume | △ resume後CPU高負荷続く | ○ | △ Xを落とせば○ | ○ |
その他、気づいた細かい点を。
OpenBSDで使う場合総合的にE490が完ぺきで、持ち運び重視ならX390がベスト。
ちなみにNetBSDで動かしたい場合はX280しかない。 他はインストーラのカーネルすら起動しなかったり、インストール完了しても Xが上がらない。ただ、X280でも NetBSD標準のXorgではXの画面がちらついたりする症状が出たり、 HDMIポートが使えなかったり(Type-CのHDMIアダプタなどはOK)、 あまり生活環境はよくない。 FreeBSDもほぼ同じ。
ちなみに今この記事はX280で書いていて、「電源ON直後CPU暴走(?)」 問題の回避策を探していたら、電源ON後に1度でもリセットを掛ければよいこと を発見した。LENOVOロゴ、あるいはOpenBSDのブートローダプロンプトで リブートすれば全く普通に使えることを発見した。suspendでなく ハイバネート(ZZZ)して、LENOVOロゴでCTRL-ALT-DELすればちゃんと使えた。 おお、意外に行けるぞ。