WQHDっていうの? 2560x1440の液晶ディスプレイがめっちゃ安くなった。 ViewSonic WQHD IPS VG2719-2K-7 というのをぽちり。
これまでの構成:
VideCard | Radeon HD 5450 |
---|---|
左ディスプレイ | 10年前の 19インチ 1280x1024 |
右ディスプレイ | 3年前の 27インチ 1920x1080 |
右側をメインで使うので、新ディスプレイを右、これまで右だった1920x1080 を左にして設置。おお、ViewSonic のはHDMIしかないんだった。Radeon HD5450にHDMI端子があってよかった。さて、xinit と。
げげ、1920x1080しか映らん!
なじぇ? ぐぐると結構出てくる。デフォルトではHDまでしか行かないようだ。 とりあえず、「 Radeon HD5450 / Cinnamon 18.1 64bit - screen resolution」 あたりを参考にしてmodelineを作って足す、というブラウン管時代っぽいことを すればいいようだ。おおまかな手順を示す。
その前に、Modeline 遊びをする前のお約束: ディスプレイが壊れる可能性もあるので自己責任で!
ま、液晶ディスプレイ時代は大丈夫だと思うが。
ほげめも: Linux HDMI で WQHD まとめ のIntelのところにあるように、 cvt もしくは gtf コマンドを使って2560x1440のModelineを生成する。 HD5450 + VG2719-2K-7 の場合は "cvt 2560 1440 30" で返される以下のよ うなパラメータで一発うまくいった。
"2560x1440" 146.25 2560 2680 2944 3328 1440 1443 1448 1468 -hsync +vsync
上記のような Modeline が出たらひとまず xrandr で試す。
xrandr --newmode "2560x1440" 146.25 2560 2680 2944 3328 1440 1443 1448 1468 -hsync +vsync xrandr --addmode HDMI-0 "2560x1440"
と次に新しい "2560x1440" mode を試すのだが、映らない場合に備え デュアルディスプレイなら別のターミナルで
xrandr --output HDMI-0 --mode 1920x1080
なり、現行のmodeに復帰するコマンドラインをスタンバイさせておくと よい。用意ができたら、実験。
xrandr --output HDMI-0 --mode 2560x1440
映ることを祈る。で、うまく映らなければ1920x1080にもどして、 別の Modeline を生成して当たるまで頑張る。うまくいったら xorg.conf 修正に進む。
うまく映った Modeline を xorg.conf の Monitor セクションに追加。 最近ならほぼ空っぽなのでこんな感じか。
Section "Monitor" Identifier "Monitor0" VendorName "Monitor Vendor" ModelName "Monitor Model" Modeline "2560x1440" 146.25 2560 2680 2944 3328 1440 1443 1448 1468 -hsync +vsync EndSection
足した mode と、よく使うものを Screen セクションに追加。 こんな感じか。
Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Card0" Monitor "Monitor0" SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 24 Modes "2560x1440" "1920x1080" "1280x1024" "1024x768" "800x600" EndSubSection EndSection
うちの場合は 左に DVI-0、右に HDMI-0 を持って来たいので ~/.xinitrc に以下を追加。
xrandr --output DVI-0 --mode 1920x1080 --left-of HDMI-0
ということで無事2560x1440が Radeon HD 5450 という古カードでも使えた。 しかしこれ字、小さいな、HDより。27インチだと HD だと文字でかすぎだが WQHDは小さいな。31インチにしとけばよかったか。