これからLaTeXで卒論頑張るみなさん、図をちゃんと入れろと 指導されることでせう。 JPEGとかPNGとかドット画像は粗くなるのでダメよ。 EPSでやれって言われて使うソフトとやり方分かった人はそれでOK。
分かんない人はどうしましょ。
そんな場合の、おそらく楽と思われる手順を示す。
はい、LibreOffice か OpenOffice.org の Draw(以下たんにDraw)は、 EPS画像を出せる。手順。
\includegraphics{hogehoge.eps}
LaTeXのソースの記述的にはこれが一番手間がない。ただ、 Drawの基本図形と文字のみを使う分にはよいが、クリップアート的なものを 取り込むと書き出したepsファイルが大きくなる。
はい、DrawでPDF画像を出せる。手順。
gs -sDEVICE=bbox -dBATCH -dNOPAUSE hogehoge.pdf | grep %
%%BoundingBox: 79 601 430 766
%%HiResBoundingBox: 79.397998 601.091982 429.861643 765.508969
\includegraphics[bb=79 601 430 766,clip]{hogehoge.pdf}
こっちのほうは BoundingBox を得るのが面倒? なるほど、という ことで yatex の最新版に自動的に BoundingBox を取得して bb= の行を 作ってくれる機能を足した。[prefix] s で includegraphics を補完入力すると、PDFファイル名を入力したときに裏でgsを呼ぶ。 ということでかなり気軽にPDF画像を取り込みできるはず。
概ねPDFで出したものはさほどファイルサイズが大きくならないので ありがたい。ただし、previewはxdviではなくPDFビューアで。