evince調子いい

今，zsh関連のことでPDFで文を読みまくるモードなのだが，これまでAcroreadで「やれやれ」だったことが，evinceにしてほぼ全て解決し，かなり作業効率がアップした。

X環境のAcroreadでPDFを読むときに

ページをめくろうとしてスペース押して無反応でがっかり。
テキストをコピぺしようとすると化ける。Acroread7だと化けないが，広告がうっとうしい。
検索で日本語がうまく探せない。
ページジャンプするためのショートカットキーとかバージョンごとにコロコロ変わって訳わからん。
複数のページを同時参照したいときに，lessのような現在位置マークと復帰とかないからページ番号を暗記してジャンプしないとダメで疲れる。
細かくスクロールするキー矢印キーなのは遠い。おまけに左右を押すとページが変わってがっくり。
何より遅い。

と不満が多かった。evinceはいいですな。いきなり hjkl スクロール使えてにんまりしてしもた。 SPCとBSもページスクロールに使えるし。欲をいえばC-hでBSと同じにして欲しいが。このへんカスタマイズできないよねえ? まあ，そのほかズーム率変更が + (or =)と - だったりとか，他のgtk2 モノとほぼ互換になっているので，手が迷わずたいていのことの操作ができるのがうれしい。

離れた複数のページを同時に見くらべたいときには， C-nで現在のページを開いたクローンウィンドウを作ってくれるから，そっちで別ページに行けばよろし。要らなくなったらC-wで閉じちゃえばいいし。一度開いたページとズーム倍率を覚えててくれるから，作業中断してログイン場所を変えたときなんかもありがたい。

ただやっぱり，フォントまわりの設定を完ぺきにするにはpopplerのことを知ってないといけないのがたいへんだったりするし，微妙なレイアウトのずれを確認したいときにはやっぱり本家Acroreadを起動しないと不安だから，完全に置き換えになるってことはないだろうけど。

全て終了したいときはどうしたらいいんだろ。 pkill evince はいかにも乱暴だ。