長い名前の main board だ。
最初 NetBSD 4.0-STALBE では AMD SB780 に対応してなくてはまった。 CentOS試したり,Debian試したり,紆余曲折があったが結局 BIOS設定で SATA コントローラを AHCI にしたらNetBSDの ahcisataでちゃんと認識したので全く問題なかった。ただ, GENERICカーネルでの起動でこけるので以下のエントリをコメントアウト。
##pckbc* at acpi? # PC keyboard controller ##ohci* at pci? dev ? function ? # Open Host Controller ##ohci* at cardbus? function ? # Open Host Controller ##usb* at ohci?
今回のマシンは Seagate ST31000340AS (1GB-SATA) x2 でセットアップ。 いつものように,raidframe による RAID1 でいきましょー。 慣れると raidframe 楽ですな。Debianのインストーラに Software RAID の設定ができるようになってたけど,一度間違って設定したのが 直せなかったり意外に楽ではなかった。間違っても即最初から やりなおせるからやっぱCUIでやるのが楽だなあ。
で毎度おなじみの手順だが今回初めて disklabel の -i オプションを 知って試したら,あぁらくちん。
ふつーにインストールCDからwd0に入れるだけ。どうせあとで RAID1に載せ替えるので,パーティション設定画面では
くらいにしとくとnewfsが早く終わる。
fdisk -iu wd1 (パーティション0をNetBSDに) disklabel -Ie wd1 (初期ラベルを作ってもらったらZZですぐ抜ける,やんなくてもいいかも) disklabel -i wd1 partition> a Filesystem type [?] [unused]: RAID Start offset ('x' to start after partition 'x') [0c, 0s, 0M]: Partition size ('$' for all remaining) [0c, 0s, 0M]: 22g a: 46137344 63 RAID # (Cyl. 0*- 45771*) partition> e Filesystem type [?] [unused]: RAID Start offset ('x' to start after partition 'x') [0c, 0s, 0M]: a Partition size ('$' for all remaining) [0c, 0s, 0M]: $ e: 1907387761 46137407 RAID # (Cyl. 45771*- 1938020 partition> W Label disk [n]? y partition> Q (いえ〜いらくちーん) raidctl -C raid0.conf raid0 raidctl -I 2008092500 raid0 raidctl -iv raid0 disklabel -i raid0 (同じ要領でパーティション作成) newfs /dev/rraid0a newfs /dev/rraid0e (とnewfsしまくったらまうんとしまくる) mount -o softdep /dev/raid0a /mnt mkdir /mnt/usr mount -o softdep /dev/raid0e /mnt (まうんとしたらこぴー) cd / tar -cf - --one-file-system . usr|tar xpfC - /mnt (RAIDのroot属性がyesなので次にブートすると /dev/raid0a が / とfstabに) vi /mnt/etc/fstab (wd0をぜんぶraid0に書き換えまくる) tar -cf - --one-file-system . usr|tar xpfC - /mnt (続いてブートプログラムをインストール) installboot -v /dev/rwd1e /usr/mdec/bootxx_ffsv1 shutdown -r now
あとは wd0 のほうのdisklabelをwd0と同じにして
raidctl -a /dev/wd0a raid0 raidctl -F component0 raid0
としておとなしく再構築が終わるのを待つのみ。
実はraid0というのは例のためで実際にはraid8とraid9にした。 raidframeの自動構築って結構便利なことが体験できたので 手持ちのマシン群で違う番号を割り当てておこうと思ったのだ。 そうすりゃあるマシンのマザーボードや電源がこわれたときに 外したHDDを2個セットで別のマシンに繋いでリブートすれば, 別のマシンの持っているRAID1セットと干渉せずに RAID1情報自動構築して上がってくれるから。 でも番号ってのがあんまり美しくないな。 なんか別にいい方法ある? gmirrorみたいにボリューム名で 独立して構築してくれるのはすっきり行くんだけどねえ。で,結局 こんな感じになった。
df -htffs
Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on
/dev/raid8a 1.0G 36M 922M 3% /
/dev/raid8f 2.0G 958K 1.9G 0% /var
/dev/raid8e 7.9G 376M 7.1G 4% /usr
/dev/raid8g 9.8G 10M 9.3G 0% /usr/local
/dev/raid9e 118G 339M 112G 0% /opt
/dev/raid9f 777G 2.0K 738G 0% /x
おおお,777だ。いいことありそう。その分ここまで苦労したけど。
さて次はgrub入れてXenか…… うわあああああ,しまったー,grubは NetBSD/i386 が必要なのを 忘れていたあああ(;_;)。また今度。