学生用のx86サーバのリプレースのタイミングで NetBSD 3_STABLE から 4_STABLE に変えた。そんなわけで、アプリケーションのアップデートとか 考えると自分用のも追随しないと面倒。
ついでに、これまで手許のマシンでVMwareするためにVMware3の使える NetBSD3がどうしても必要だったが、TightVNCを常用するようになってから VNC先のVineで事足りるようになった。おまけにWindowsも Windows Server をVNCで引っ張って来るようになったし、「Windowsではこうすべし」 みたいな記事を書くこともなくなった。
てーことで、さー、ついにさらばNetBSD3。さらばVMware on NetBSD。
ソースレベルアップグレードを
目指したが、意外なはまりポイントが多くて
netbsd4カーネルでブートしてすぐ、既存のNetBSD4ホストから
{,/usr}/{*bin,lib*}
をrsyncするのでごまかしちゃった。
はまりポイント。
ld.elf_so
がデフォルトで /lib
と /usr/lib
を見に行かなくなった。
/etc/ld.so.conf
にちゃんと両ディレクトリを
入れとかないとダメみたいだ。
DC-390F(pcscp)の認識でかたまる。うえーん、さらばSCSI I/F
(;_;)
vr0が device timeout で使えなくなった…… かわりに、オンボードのnfeを認識したので切り替えた:-)
NetBSD3
のビルド用に/etc/mk.conf
に
仕込んであった HAVE_GCC=3
を外し忘れたー。
で、意外なメリットがひとつ。NikonやCanonのデジカメで撮った Motion JPEGな動画をmplayerで再生するときに全く音と画の同期が取れず そのためだけにわざわざKDE付属の動画プレイヤー(noatun)を起動していたのだ が、NetBSD4にしたら Xvnc の中で再生しても多少のコマ落ちはあるものの ちゃんと同期するようになった。 Xのドライバならともかく、OSを上げて変わるとは。pthreadまわりとかが 改善されたのかな。あれまKDE要らなくなった。