必要になる度に忘れてて泣くので備忘録。man qmail-users 参照。
=
ルール
=のほうは簡単。
=local:user:uid:gid:homedir:dash:ext:
ローカルパートが local という宛て先に対して、
homedir/.qmaildashext
を参照。てことで、
=foo:yuuji:1000:10:/home/yuuji:-:bar:
なら、USER=yuuji と環境変数をセットし、uid=1000, gid=10 にした
上で、/home/yuuji/.qmail-bar
に配送する。
+
ルール
こっちがややこしい。
+loc:user:uid:gid:homedir:dash:pre:
けど分かれば単純。これはハイフン(dash)の 部分も含めてカスタマイズできるようになっているだけ。 pre の部分にはdot-qmailファイル共通に付けるprefixを書く。 たとえば、
+foo-:yuuji:1000:10:/home/yuuji:-::
とすると、ローカルパートが foo-* のものはすべて
/home/yuuji/.qmail-*
に配送し、
+foo-:yuuji:1000:10:/home/yuuji:-:bar:
だったら、foo-*
宛てをすべて
/home/yuuji/.qmail-bar-*
に配送する。ハイフンを
別のに変えて、
+hoge+:yuuji:1000:10:/home/yuuji:+:arara,:
とすると、hoge+*
宛てを
/home/yuuji/.qmail+arara,*
に配送する。普通は
カンマなんてへんなのにせず
+hoge+:yuuji:1000:10:/home/yuuji:+:arara+:
としておいて、/home/yuuji/.qmail+arara+*
に配送させるのが自然だろう。で、*
に
相当する部分にはqmail標準の default ルールが使えるので、
直近の例の場合、/home/yuuji/.qmail-arara+default
を作っておけば *
がなんでもそれに配送してくれる。
もすこし例を欲張っておくと、locの部分は区切り記号 がないのでもいいから、
+hirose:yuuji:1000:10:/home/yuuji:-:h-:
とすると、ローカルパートが hiroseyuuji のものは
/home/yuuji/.qmail-h-yuuji
で、受け取ることになる。
ああ、10年くらい前にまとめておけばよかった。遅すぎ。
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