gmirrorまとめ

構築手順

  1. ミラー化要素としたい2つのパーティションを同じサイズで用意する
  2. gmirrorコマンドで以下の通り
    gmirror label vol /dev/パーティション...
    
    volは任意の名前。/dev/パーティションには 2つのパーティションを列挙(2個でなくてもよい)

簡単。/dev/mirror/vol というデバイスファイル ができて fdisk なり newfs なり mount なりができるようになる。 確認は gmirror list vol で行なう。

要素パーティション除去と追加

これも簡単。

gmirror remove vol /dev/ad0s1a

で、/dev/ad0s1a が要素から外れ、

gmirror insert vol /dev/ad3s1a

で、/dev/ad3s1a がミラー化要素に追加される、

起動パーティションのgmirror化

/boot/loader.conf

geom_mirror_load=YES

を足しておく。忘れがち。

起動に使うパーティションはaパーティションにする。そうでないとloader が読めない。新品のad2とad3で組むものと仮定。

fdisk -i -1 ad2
fdisk -i -1 ad3

などとして、スライス1をFreeBSDパーティションに。

bsdlabel -w ad2
bsdlabel -e ad2
bsdlabel -w ad3
bsdlabel -e ad3

とかして、パーティションを作成。gmirrorドライブを作る。

gmirror label -v -b split root ad{2,3}s1a
newfs -U mirror/root
mount /dev/mirror/root /mnt

既存の / パーティションをコピーしてfstabを修正。

mount /dev/mirror/root /mnt
cd /
tar -cf - --one-file-system .|tar xpfC - /mnt
vi /mnt/etc/fstab

/ の部分を /dev/mirror/root に。

/dev/mirror/root  /   ufs	rw	1	1

とか。最後にbootstrapを書き込む。

bsdlabel -B ad2s1
bsdlabel -B ad3s1

BIOSでad2やad3起動を選んで何度かリブート。

HDD壊れた・その時

壊れた方を外す。壊れてない方でブート。masterとslaveがずれてても平気。 で、新しいHDDを買って来たら、

  1. 新HDDを取り付ける
  2. 元のHDDと同じスライスとパーティションを作成
  3. gmirror insert vol /dev/新HDDのパーティション
    を繰り返してミラー構成を復活。

こんだけ。簡単。


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