qmailにもSMTP-AUTHパッチがある。でもそれ用パスワードファイルを
また作るなんてやだ。しかも他のユーザの分も。imapextは個人ごとに
~/.apop
で管理しているのになあぁ.....
じゃそれを使おう
てことで、構想5〜6年、実装1〜2日。やっとできた。 ついでだから ~/.qmail-ext, virtualdomains, users/assign にも完ぺきに対応してみた(つもり)。(imapextは「まだ」 users/assign には対応していない)
はいここ
netqmail SMTP-AUTH with
qmapop schema
netqmail-1.05にパッチを当てる。
さきに http://members.elysium.pl/brush/qmail-smtpd-auth/ のパッチを当てて、そのつぎに上記ページのパッチを当てる。 ただし、サブミッションポートでSMTP-AUTH専用のqmail-smtpdを 起動する場合は設定に注意する。下記参照。
cmd5apoppをインストールする。
上記ページにパッケージがあるのでmakeしてインストール。
qmail-smtpd起動スクリプトを書き換えて再起動する。
qmail-smtpdの起動引数にメイルサーバ名と cmd5apoppw のコマンド名と /usr/bin/true の3つを追加する。
SMTP-AUTHつきのsmtpdは、既存の25番ポートとのものとは独立させた
方がよい。そのために、conf-qmail
を
/var/qmail/auth
と書き換えてから
make setup check
して、まずは/var/qmail/auth
にフルインストール。
ただし、独自に要るものは
qmail-smtpd
control/me
control/rcpthosts
だけである。それ以外は元々ある/var/qmail
からのsymlinkにする。
以下のようにする。
cd /var/qmail/auth mv bin/qmail-smtpd . rm -rf */ ln -s ../bin . mkdir control cd control ln -s ../../control/* . rm me rcpthosts
で、meファイルは何か存在しないそれっぽい名前にし、 rcpthostsファイルは絶対に何も受け取らないようにでたらめな文字列を書き込 む。
echo auth.example.com > me echo detarame > rcpthosts
rcpthostsがでたらめでも大丈夫。SMTP-AUTHで認証されれば どこにでも配送できるように動作する。逆に言えば、認証されないときは たとえローカル宛であっても配送されてはいけないのでそういう 設定にしておく。
サブミッションポートでのsmtpdは /var/qmail/auth/qmail-smtpd
を使う(binの下は /var/qmail/bin/qmail-smtpd
へのsymlinkだから)。
です。インストール手引き書くのが面倒になったので、 分からないところあったら教えて下さい。書き足します。
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