久しぶりに閏秒が導入された、ということをすっかり忘れていた。 去年の新聞で読んだっきりだからなー。
てことでシステム時刻としてTAI(Temps Atomique International)を利用している 賢人どもは閏秒テーブルを更新すべし−、なのじゃ。
このへんの背景は UNIXUSERに書いた原稿 を見といてクレ。
まず、Zoneinfoを更新。まこれは*BSDなら最新版のソースをcvsとかで持って 来て
# cd /usr/src/share/zoneinfo # make REDO=right_posix install # rm -f /etc/localtime # cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# cd /usr/src/share/zoneinfo # make LEAPSECONDS=yes install # rm -f /etc/localtime # cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
つぎ、clockspeedを利用している場合。
djbのlibtaiページに
最新版のleapsecs.dat
があるのでもろてきて、/etc
にインストールする。
ちなみに、leapsecs.dat
を自前で作りたいときは
libtai-0.60.tar.gz
パッケージの中にある
leapsecs.txt
ファイルの末尾に
+2005-12-31
を追加して、
% ./leapsecs < leapsecs.txt > leapsecs.dat
とする。
既にclockspeedが走っている場合は、1秒ずれた状態で走ってしまっているか もしれないので、再起動してタイミング合わせを行なう。以下の例では 近くのNTPサーバのIPアドレスを N.T.P.S と表記する。
# ntps=N.T.P.S # svc -d /service/clockspeed # sntpclock $ntps | clockadd # svc -u /service/clockspeed # (sleep 60; sntpclock $ntps | clockadd; \ sleep 3600; sntpclock $ntps | clockadd) &
最後のタイミング合わせのコマンドは、
/service/clockspeed/run
スクリプトに仕込んどくとええよ。
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