vinum on NetBSD

netbsd-current そのままの状態で、今年五月末くらいに試したときは 使えなかったのだが、今日久々に試してみたらあっさり使えてしまって 感動なのでメモ。

vinum自体の使い方 はここでは知ってるものとする素。

NetBSD的準備

  1. カーネル

    カーネルコンフィグファイルに以下を足す。

    # Vinum
    pseudo-device   vinum           8       # Vinum
    options         VINUMDEBUG
    

    もちろん、新しいカーネルでリブートね。

  2. デバイスファイル

    昔からcurrentを追っかけてるしとは /dev/vinum 以下 のデバイスファイルの番号が古いまんまのでうまくいかんかもしれん。 正しい番号のものを作っとこう。

    # cd /dev/vinum
    # rm -f control*
    # mknod control c 162 262142
    # mknod controld c 162 262143
    

NetBSD的お試し法

vnode disk で試せると安心。

  1. vnode用のディスクイメージを作る

    makefs コマンドが御便利。100MBのファイルシステム イメージ(hoge.img)を作ろう。

    # cd 容量たっぷり空いてるディレクトリ
    # makefs -s 100M hoge.img 適当なディレクトリ
    
  2. vnconfig する
    # vnconfig -c vnd0 hoge.img
    
  3. vinum用のパーティションにする
    # disklabel -I -e vnd0
    

    で、aパーティションとかの種別をvinumにする。

    #        size    offset     fstype [fsize bsize cpg/sgs] 
     a:     14704         0     vinum       0     0     0
     d:     14704         0     unused      0     0     0
    

    これ、aでもdでもeでもいいんだけど、cにしちゃうと vinum read ができないのでc以外にするよろし。

  4. vinumのボリュームにする
    # vinum
    vinum-> create
    drive hogedisk /dev/vnd0a
    volume hogevol
     plex org concat
      sd drive hogedisk length 30M
    
  5. newfsしてつかってみる
    # newfs /dev/vinum/hogevol
    # mount -o softdep /dev/vinum/hogevol /mnt
    
  6. 次回ブートのときに使うために

    configをprintしておいて、

    # vinum printconfig > hoge-vinum.config
    

    次回リブート後、vnd0とかをセットアップしたら

    # vinum create hoge-vinum.config
    

    かな。このあたり、そのうち /etc/rc.d/ にちゃんとしたスクリプト が入りそうな気もする。

できたけ?

Parityチェックのときに異様にパフォーマンスの落ちるRaidframeより vinumがわしゃええっす。


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