EPSON GT-9300UF on NetBSD

やまだでんきで安売り出てたのでちょと検索。大体EPSONのだったら どれでもおっけーじゃないかとは思っていたが、そのものずばりのページが http://mail-index.netbsd.org/netbsd-bugs/2003/01/15/0002.html に あったので購入。最初 kernel config で uscanner をOFFにしてたのを忘れてて 焦ったが、

# USB scanners
uscanner* at uhub? port ?

を活かしたらあっさり認識。

uscanner0 at uhub0 port 3
uscanner0: EPSON EPSON Scanner, rev 2.00/1.00, addr 6

えらすぎ。で、スキャナをどうやって操作するのさ?


SANE

saneという名前だけは知っていた。でも根本的な使い方ってなかなか見つか らない。良く分からないので、NetBSD/pkgsrc/graphics/ を見てみる。 sane-backend と sane-frontend に分かれている。うーん。

ということで結局、sane-backend-1.0.12.tar.gz と sane-frontend-1.0.11.tar.gz をもらって来てコンパイル。 sane-backend のほうは、sanei/sanei_usb.c に

#elif defined(__FreeBSD__)

という箇所があるので

#elif defined(__FreeBSD__) || defined(__NetBSD__) || defined(__OpenBSD__)

に直すだけで桶。

% ./configure --prefix=/usr/local/graphics/sane --build=i686-pc-netbsd1.6
% gmake all

ここでDocumentが作れないとこけるけど気にしないで gmake install でよし。 さて、USB接続して認識したデバイスが uscanner0 だとしたら、 /usr/local/graphics/sane/etc/sane.d/epson.conf の末尾に以下を追加。

usb /dev/uscanner0

これでデバイスを認識するか確認。

% /usr/local/graphics/sane/bin/scanimage -L
device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson GT-9300 flatbed scanner

いえい。

sane-frontend のほうは、GIMPのプラグインとして呼ばせるために少し オプションが必要。うちでは /usr/local/GIMP にインストールしてあるので、

% LDFLAGS=-R/usr/local/GIMP/lib ./configure --disable-gimptest \
	--with-gimp-prefix=/usr/local/GIMP \
	--prefix=/usr/local/graphics/sane --build=i686-pc-netbsd1.6
% gmake all install

インストールがおわったらgimpのプラグインディレクトリにsymlinkを張る。

% ln -s /usr/local/graphics/sane/bin/xscanimage \
	/usr/local/GIMP/lib/gimp/1.2/plug-ins

これでgimpを起動すると [メニュー]→ファイル→取り込み→xscanimage に epson:/dev/uscanner0 なんてのが出てくる。おおお、ちょべんり。


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