ThinkPad T22 で Windoze/NetBSD Dual Boot

ThinkPad T21 でも共通かな。T23はチップセット変わったらしいから良く分 からないが、Tシリーズは、リカバリCDがついて来る代わりに、HDD上の約1GBの パーティションにプロダクトリカバリプログラムとデータが入ってる。ブート時 に F11 キーを押すと、そのパーティションからリカバリプログ ラムが起動する。で、そのリカバリプログラムが結構素直な作りで、C:ドライブ のパーティションサイズを小さくしておいてもちゃんとそのままインストールし てくれる。

というところまで確認して、NetBSDのインストール。

FreeBSDのインストーラの助けをたくさん借りると楽。

  1. 最初にプロダクトリカバリ用パーティションの復活起動FDを作っておく。 これを忘れるとあとでプロダクトリカバリプログラムが起動できなくなる!! 作り方は本体のマニュアル(本)に書いてある。起動直後F11をおしてどっ ちかえらんで、「Utility Program」だかなんだかを選ぶ。
  2. FreeBSDのインストーラで、Custom → Partion に進み初期設定のWindows パーティションを潰す。すぐに、Windowsパーティションともうひとつ NetBSDパーティションを作る。NetBSDのパーティションIDは169。ただ、 NetBSDのインストーラが勝手に変えるので別にここでは169にセットしな くても良い。w をおしてfdisk的パーティションを書き込む。qで抜けてブー トプログラムは書かずに抜ける。
  3. つづいてWindowsのリカバリ。リブートしてF11を押してリカバリプログラ ムを起動する。もし、"Type F11 to Product Recovery" とかのメッセー ジが出なくなっちゃったら(1)で作った復活起動FDを使ってメッセージが また出るように戻してからプロダクトリカバリプログラムを呼ぶ。で、リ カバリまで何度もリブートしてWindowsを再インストールすることになる。
  4. NetBSDをインストールする。注意することとしては、プロダクトリカバリ 用のパーティションがfdisk的2番目のパーティションになってるので、 NetBSDはfdisk的3番目パーティションに入れることになるという点。
  5. お好みでFreeBSDのインストーラでブートブロックを書き直す。
  6. XFree86 4 をインストールする。3.3.6でもかろうじて映るが、4のほうが はるかに調子良くて設定も簡単。 /etc/XF86Config も簡単。

NetBSDならGENERICカーネルのまんま音もちゃんとでまーす。

clcs0 at pci0 dev 5 function 0: Cirrus Logic CS4280 CrystalClear Audio Interface (rev. 0x01)
clcs0: interrupting at irq 11
clcs0: CRY20 codec; headphone, 20 bit DAC, 18 bit ADC, Spatializer 3D
audio0 at clcs0: full duplex, independent
midi0 at clcs0: CS4280 MIDI UART

suspend/resumeも完璧。ウルトラベイに入るATAPI CD-RW も、SCSIインタフェー スと統合化されたデバイスドライバのお陰で、cdrecordやcdda2wavでサクサク使 えるし。言う事ナシ。


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