昨日また13万語かんな辞書を入れて久々にCannaの dic ファイルとたわむれた。 そんでもって、
を作ったりした。んでもって、ふとこれまで不満だった最後の点を思いだし た。"number"辞書を使って数助詞を変換できるようにしている場合、 「4だい」を変換すると必ず「4代」が最初に出る。バイクとかPCとかの話題が多 いのでほんとうは「4台」が先頭に来て欲しいのだが、どうしてもそこだけ学習 してくれずいっつも「4代」が先頭になる。
あこれって、numberに対して個人学習辞書を作ってないからじゃん
と、Canna歴10年目にしてやっと突然気がついた。ていうか、気になってたな ら調べれ。
てことで、早速
% mkbindic -fq number "number" is text dictionary. Cannot create personal learning file.
あそうか。てことで、mkbindic number.ctdしたのだが、うまく辞
書マウントできない(dics.dir)。google検索。おお
かんなを正しく使いましょう
というページを発見。おお、ここはすげー。このページを見ながら久々に
Cannaのソースの Canna35b2/doc/man/guide/tex/server.tex をみたら大体わかっ
た。ちみもよめ。てことで、つぎの作業で無事「4台」が学習されるようになっ
た。
# cannakill # mkbindic -s number.ctd # vi dics.dirnumber.ctd(.swd) -number---という行をに変更 # cannaservernumber.cbd(number.swd) -number--- number.cld(number.swd) -number---
% mkdic -fq number Personal learning file of system dictionary "number" is created.
いえーい。
ちなみに、バイナリ辞書の個人学習辞書を作る場合は、元となるバイナリ辞 書を少しでも変えた場合にその辞書での変換ができなくなってしまうので、元辞 書アップデートをしたらかならず rmdic number; mkdic -fq number などとしな ければならないことにちうい。