二日目

起床

初夏の日の出は早く6時前には明るくなったので先に起きている人もち らほら。わしはなるべくぎりぎりまで寝ようと7時まで粘っていたがいま いち眠れなくて、目覚しが鳴るのをずっと待ち構えていたような状態だっ た。みんな何か食ってた。はええ。

キャンプ場の草っ原には、蛙ともキリギリスとも見分けがつかない謎の巨大生物Photoが確かに存在 していた。今日の昼静岡を出て愛媛に戻り、明日月曜平常出勤らしい。去 年した道オンリーで群馬までいったのに比べると、高速の使える今回は

かなり楽

だったらしい ^^;。そうか、じゃあ遠慮して西に設定すること無いん だな、ふむふむ。や、なんでもないす。

出発

飯も食って大体準備が終わったあたりで写真撮りましょーかー、なん てカメラを設置していると

ぼぼぼっぼぼぼ...

ん? これはCB系の音だね。ろくえふ? と思ったら。きのう日帰りで帰っ たどくたが登場。あー、遅かったねー、でもちゃんと写真撮影に合わせて 来るあたりさすがだねー。本当はその辺で隠れて待ってたんでしょ? と

誰も、来たこと自体を驚かない

のであった。しっかりどくたもいれて記念撮影Photoぱしゃ。

梅ヶ島〜県道29〜井川ダム

県道29を下る。いいねえ、今日は天気も良く、雨の次の日の安倍川の 景色もさいこーだ。車参加の中川さんとは油島で分かれてわしらは県道27 を井川ダム方面へ。すぐに県道189に入り、山深いワインディング。少しだ け狭いところもあったりするのだが、どこも道はきれいで、やはり静岡県っ て偉大だなーと実感。途中、富士山の見えない富士見峠駐車場で休憩。30 分休憩して井川ダム方面に下った。

ゆっくりと下り始めると、クネクネ道らぶらぶのnmuraさんが元気にプッシュして来るのであーもう ちょっとペース上げた方がいいかなーと、思ったがこんな山の中ではぐれ ると恐いのでそのまま進んだ。 というのは もちろんウソでセンターラインを大胆にはみ出してカクカクと派手に回っ ているバイクがバックミラーに見え、2年前の悪夢を思い出したのでその まま進むことにした。

しばらく下って、山の合間から見える井川ダムがなかなかバスクリン 色できれいだった。ダム駐車場で休憩。燃料やばやばな2st組の給油も終 わって安心。

接岨峡

井川ダムから南西に下るとすぐに接岨峡。上から来たのは初めてだ。 ほう、こんな風につながっているのかー。なんか、人間ってすごいところ に道作るねえ。ちょうど、新道と旧道の分岐点に駐車場のようなスペースPhoto があったのでそこに停めて昼食タイム。ふらふら店を 探したが、結局駐車場に一番近い喫茶店へ。ハヤシライス味のビーフカレー を食った。 で、牛丼と頼んだ井上さん、出されるなり「まずそー」とつぶやくのは どうかと思いますよ ^^; どくたが一生懸命諭していた。

食後お急ぎ組と遠方組Photoはお別れ。瀬戸の渦潮によろしく!

接岨峡〜寸又峡

会社ツーリングを離脱したloonyと接岨峡で 合流。おおお、これが以前欲しいかも対象になった 2000年FireBlade(愛称どるふぃんちゃん)かー。かっちょいいね。 ばいくもええが、

とてもいきいきしているloony

を見てると、こっちまで幸せな気分になって来る ^^;。念願かなって 憧れのマシンを手にいれた満足感が溢れている。NSR時代「バイクの傷は 勲章」という言葉を聞いていた一同、ばいく を拭き拭きする姿Photoにウケる。が、ひそかにわし 的にはそんなに意外な姿でもなく、新車時代のVTR1000F(現オフロード車) を拭き拭きしていたけーじの姿の方が妙だった:-)。 →証拠写真 Photo
にしても、そんな loonyに買われた「どるふぃんちゃん」は幸せである。

さて、早速2000年Bladeに乗らせてもらう。うしし。跨る。

あれえ〜、こんなにアップライトポジションだっけ?

むっちゃ違和感。そうなのだ、'96よりもはるかにコンパクトになって、 ハンドルも手前に来て、相当楽ちんポジションになっていたのだ。96 FireBladeから99-R1に乗り換えたときには似たようなポジショ ンのバイクという印象だったのだが、そのあとで更に 00FireBladeに跨ったら「まるでツアラーのよう」に感じた。い ざ出発。ひょいと起こしてみると、

こりゃ完璧に中型レベルの軽さ

なのだ。こんなんでええの? 反則だ。おかげで走り出しまでの緊張感 がまったく無い。大事大事なバイクなので、寸又峡まではかわいらしく遊 んで楽しませてもらった。やっぱ1000rpmでもちゃんと走るバイクはええ な。

寸又峡では最初吊橋に行こうとしたのだが、手前の駐車場にバイクを 停めてしまったので、遠いことに気づき断念。吊橋はどくた達に任せて駐 車場でloony&yukitaと、HONDAとYAMAHAの違いなどを話したPhoto。R1の車載 工具についていたへっぽこスパナのしょぼさで笑いが取れたのでおっけ!

寸又峡〜R362

寸又峡を出て県道を下り、途中給油をしてからR362へ。最初、山の中 を走る快適な道だったのだが、途中いきなり工事中ダート。R1でも走れた が、でこぼこで体が上下に動くとアクセルが動いてしまって、過敏にエン ジンが反応して乗りづらいったらありゃしなかった。れんしうしなければ。 工事区間を抜けて、下りに差し掛かるとそこは中国の奥地のような茶畑地 帯。景色がかちょええ。ここの下りはヘアピンカーブの連続。 骨吉にあおられた。それを隼に観察された。

藁品川にでて県道と合流すると、急に道が混み始めた。突然都会になっ た。R1バイパスに入りたかったのだが入るところが難しくて、一度迷った。 ありゃわからんて。ひーこら行ってR1バイパスに入ると、大渋滞。ひえー。 もう、楽しいツーリングは終わった。ここから先は苦しいだけだ。

R1〜R246〜東名〜帰宅

やっと渋滞から抜け出して清水のセブンイレブンで休憩、おやつタイ ムにしたが腹減った人が多かったので高速組とさいならしてからちょっと さきのデニーズで夕飯。のんびりして8時すぎに出発。ここでどくたのろ くえふと交換。やー、久々。最初に乗ったときから、マフラーとか色々換 えてはあるんだけど、やっぱ久々に乗るんじゃ違いが分からんね。でもそ ういう点よりも感じたのは、「座れば一番楽なポジションに落ち着く」み たいな使い慣らし感。新品のグローブよりも、上手な人が何年も使ったグ ローブの方が手をいれたときにピタっと決まって捕りやすい使いやすい。 いまのろくえふがまさにそれだ。うっかりしていると、このままつくばま でいってしまいそうな感じがした。ということは、逆に慣れない前傾で こんだらに乗っているど くたはひーこら言ってるんちゃうか? と残酷に思えて来た(^^;)ので富士 のあたりですぐに交換、元に戻した。

その後、沼津で給油ストップのあとタンデムのけーじとおわかれ。残 る6台でR246を御殿場まで進み、そのあとは東名に乗って帰りを急いだ。 11時半到着。

二日間走行距離 約550km

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