1998 北海道ツーリング八日目

出発

また釧路に戻ってうまいもんを食ってから海沿いを進むという案もあっ たが、また同じ道を戻るのも悔しいので北方向に進むことにした。テント を乾かしてからなので、10時半出発。

R274〜弟子屈

つるいキャンプ場を出てすぐR274を北上。弟子屈町までほぼ道なりだ な。と思ったら、いきなり十字路が。あれ、T字路を直進のはず。なじぇ。 とりあえずR274を進むのが正解だと思うので右折。ばいーん。ここ、車い なくて、広くて気持ええ。と走っていると何故かT字路に突き当たる。え、 ここは一体どこ。おーのー、キャンプ場出て国道と思って走ってたのは道 道だったー。三角形に7〜8kmも遠回りしてしもた。

おまけ。

摩周温泉

11時頃摩周温泉駅の市街地に入り、ホクレンで給油。そろそろ着替え がなくなりそうだったので、コインランドリーがないか聞くと、道の駅の 隣にあると教えてくれた。すかさず行ってみた。Birao という、ペンション兼 喫茶店兼温泉兼コインランドりーという便利な店だった。カッパズボンに 履き替えてジーンズも洗濯。ところが、選んだ洗濯機の水の出が悪くて、 洗濯が終わるのに一時間以上かかり、さらに乾燥機が弱くて、60分回して もしっとりし続けていた。そんなこんなで、びしょ濡れのジーンズと洗濯 物を得るのに3時間あまり費すこととなった。うーん、やはりコインラン ドリーは半日かける覚悟で本気でやらんといかんな。

阿寒湖

ようやく14時に摩周温泉を出てR241を阿寒湖方面に進んだ。ここは、 北海道に来て初めて経験するワインディングの連続路。おおー、楽しい。 ところがツーリングマップルにあるように、観光バスが多くてすぐにつか える。空いてる時間帯を選んで走ればすごく気持良いに違いない。

15時前に阿寒湖到着。モロ観光街。いたるところ全て有料駐車場。意 地でも寄ったらんぞ。ツーリングマップルにアイヌ料理を食わせてくれる とある「ポロンノ」を探す。全然見当も付かない。分からないので、観光 街の端っこにあったアイヌコタンというアイヌ民族村に「アイヌ料理」という旗が立ってい たのでそこでいいやってことにして、民族村に入った。アイヌ料理の看板 がある喫茶店にはいると、そこは「ポロンノ」だった ^^;

アイヌ料理

これを昼飯にしようとしていたのだが、メ ニューをみるとどうやらどのアイヌ料理も軽食程度のものだった。 結構腹も減ってたし、値段もそんなに高くなかったので3種類全て注文し て食べた。まあ、あんまりうまいって感じのもんじゃないすな。

阿寒湖畔

せっかくだから湖でも見にいこか、って思ったのだが、遠くまで歩く のは面倒だったので、適当に脇道を入って行ったら、

ホテル敷地内の庭園だった あれ。やばいかな。ま、しょうがない。見るだ け見てとっとと帰ろう。まあ、観光地観光地してて長居しようと は思えんかったな。

足寄

R241に戻ってどんどん西へ。下り方向は緩いカーブの連続。骨吉との 燃費競争で連敗が続いていたのでクラッチ切ってふらふら走った(でもま た負けた)。

足寄市街、うおー、なんかここ都会だー。駅舎にタワーのようなもの があったり、なんかすごいぞ。なんて感心していたらどんどん雨が強くなっ て来た。北海道で走ってて初めての本降りだ。ちょっと走行距離が短かっ たがホクレンSSがあったので慌てて飛び込んだ。むー、不便だ。関係ない が給油終わってぼーっとしてたら同じ年式同じ色のFireBladeが 通った。いえー。

道の駅足寄湖

道の駅オリジナルのチーズがあるという道 の駅足寄湖へ。チーズ売場は二階。どれを買おうか見てい るとおばちゃんが寄って来てあれこれ説明を始めた。

「これは○△だから一週間後が一番美味しくて…」

って今日すぐ食べるんすけどと言ってもおばちゃん説明が止まらない。値 段的に買えるのは一種類だったのですぐに買おうとしてるのにおばちゃん 説明が止まらない…。おばちゃん説明が終わってすっきりしてようやく買 わせてもらえた。足寄限定カマンベール500円、確かにうまかった。

静山キャンプ場

今日の目的地は本別町静山キャンプ場。ここは隣に山渓閣という宿が あって21時まで風呂に入れるので便利。二人用のバンガローが5棟くらい あってテントを濡らしたくない場合にはお勧め。でも倍率高いので厳しい かも。同時にキャンプ場入りしたKDXにーちゃんと風呂の中で情報交換。 話が盛り上がったので、のぼせて風呂から出たあと気分悪かった。

• 前の日へ
• 次の日へ
• 北海道ツーリングINDEXへ

yuuji@