栃木に来たからにゃ走らにゃもったいない。てことで7時に起きて7時 半にメシなのだ。ちと眠かったがほれこの天気 ! 定刻通りに食事部屋に向かうとすでに Huge Stomacher 甲斐さんが、
おそるべし。ちなみにソルジャー以下二十余名の朝の標的はこれだ。
さて飯も食って部屋で出る準備をしていたらkeijiが器用に
なんて用意がいいんだ。
で、予定通り9時に、バイクを停めている裏玄関に集まり出発。今日は霧降高原 道路に行くのだ。
出発してすぐに控えている第一いろは坂。さしかかるやいなやNSRが猛 然とダッシュ。ひえー、お早い。堰を切ったように後続がどんどん追い越 して行く。ひえー、暴走族じゃー。おとなしく行こうと思ってしばらく先 に送っていたが、理由もなくもったいない気がしたので(なにがだ)途中か ら参加。したんだけど、第二(上り)と違ってこっちは路面がボコボコやん け。コーナーでリアタイヤがジェンカを踊り始めたので恐いったらありゃ しない。みんなようこんな道路でバンクできるのう。下り切ったら一気に疲れが…。
全員揃ったところで走行再開。清滝交差点を越えたところで突然前を 走っている人達が路肩にバイクを寄せ止まり始めた。なんじゃなんじゃ? およ、CBが対向車線に横たわっている。え? 前を走っていた松本さんかな? CB1000っていつあんなにちっちゃくなったんだ? なわけないな。てことは うちのメンバーではないね。あれ、一個手前の信号でファンファン吹かし ながら気合い入れて追い越して行った二人組のCB400か? 話を聞いたらそ うらしい。第一目撃者のガクさんによると、ゆるーい右カーブでどんどん 外に膨らんで縁石に激突して対向車線まで跳ね返されたらしい。だいじょ ぶけ、少年? 自称事故慣れしているガクさんの手際良い処理に任せ、数人 だけ残して本隊は霧降高原に向かった。
日光駅の手前の橋で、間違って県道247に入ってしまった。あかんとお もってバイクを止めて地図を確認したらどうやらこの道でもだいじょぶら しい。むしろこの道のほうが空いていて正解。
県道189を北進し料金所に近付くと結構車の待行列ができていた。
知ってはいたがたけーす。ちょーたけーす。でも頑張って払った。全 員が払い終わるのを待っていざ出発。黄色線が続くので前の車に追い付くのを遅らす ため、最初の直線部分をゆっくりと走行。あ、きれいな路面だね。今日は 曇っているけど晴れて視界が良ければ景色も良さそうじゃね。とおもって 元気に走り始めたら、コーナー途中の駐車場の出口からトロい車が出て来 た。こんなところに出入口つくるなっちうねん。おまけにその車、まだ駐 車できるところを探している風情で、のんびり走行。かんべんしてくれい。 後ろを見ろっちうねん。と思っていたら巨大な駐車場発見。ここらに三川 さんがいるはずだ。がらーん。車は全然おらん。携帯電話にかけてみたが、 つながらじ。探しに行くカー。
とりあえず終点まで行ってみよう。他の人には待っていてもらって一 人で出口を目指した。なんか駐車場がいっぱいあるぞ。どこにいるんじゃ ろ。一通り駐車場には入ったが赤イン子見付からじ。どうでもよいが駐車 場近辺にも路上駐車の車が多く、しかもそれを避けて更に路上ちゅうしゃ をたくらんでいる車ばかりなのですげー危ない。
でね、はみ禁は守る主義なのだ。主義っていうか決まりか。わしの基 準では、譲られてもいないのにはみ禁追い越ししたらそれは暴走族。ての は置いといて黄色線のみで追い越しゾーンの無い道はどんなに路面が良く てもだめ。でDランク。さいならって感じ。
とりあえず終点まで行こう。遅い車につっかえつつどんどん進んだが、 途中でものすごい霧に突入した。視界10m! これは去年の乗鞍スカイライン以来の超濃霧。
恐いので前の車のテールランプがぎりぎり見えるあたりを時速20km程度で ついて行った。そんな感じで走っていると
おおーびびった。出たら戻れないので慌ててユーターン。とりあえず イン子ちゃんのいる気配無し。ここに来るまでにえらく時間かかっちまっ た。今後現地合流はやめよう。また駐車場に戻らねば。すたこらのろのろ 駐車場に戻った。待たせちゃってすまんすーと思ったら、
えてしてこんなもんす。
みんながわくわく走っているのを見ている間にkの携帯電話に連絡が入 り、料金所を出た先にいるというので一斉に移動。
全員で移動し、霧降高原を抜けた。なにやら車がもそもそとスローダ ウンした。どうやら交差点があるらしい。うーん、どっちにいったらええ ねんと悩んでいたら、
おおおーびびったー。「正面が大笹牧場です」と、言われたのだが霧が見 えるだけ。清水の舞台に飛び込むつもりで直進したら駐車場に入っていた。 みんなのバイクが見えたのでそっちに進むとド ライブインらしきものがあった。ここで昼食を取って 各自自由行動という予定だったのだが、レストランに入ると3桁の品が無 いとってもお高級なおメニューだったのでぞろぞろと退散。飯食う前にか いさーん。もみじライン堪能組はすぐに出発していった。わしは温泉ズを 結成することにして、その場で軽食だけ取ってから出ることにした。最初 に食ったピロシキと鳥唐揚げはうまくなかった。そのあとで食った牛串焼 きはでらうまじゃった。しかも200円。ちみも食え。300円の牛タン串焼き は硬くていまいち。
県道169、県道23を下りR121に入った。この辺はとくに印象ないっすな。 と思っていたら突如妖しい風景が目に入って来た。うう、これは変だ。後 ろから心さまっが「デジ亀したいよう」光線を念写で送って来る。やはり デジ亀したいよね。こんな子供だましの細工に気をひかれてしまう自分に 情けなさを感じつつも、
で止まってしまった。
R121をしばらく下り、鬼怒川温泉駅方面に入り温泉探索。最初に岩風 呂という看板を発見。おお、ここにしようかーと少し通り過ぎたところで バイクを停めたらおじちゃんおばちゃんたちが40人程ぞろぞろと入って行っ てしまった。がーん。しゃーないので、みんなには待っていてもらって稲 垣さんと二人で宿を回って日帰り入浴のできるところを探した。一軒目、 入浴料1000円。はい、消えた。ずーっと奥まで行ってもいい宿無し。
うーん、とりあえず戻るかー。途中700円ってところがあったので寄っ てみたら満員で日帰り客は入れないそうな…。だったら看板しまっとけー! 結局その旅館のおっちゃんが「ずーっと先に『すず風』っていう日帰り専 門湯がある」というのでそこに行くことにした。
東武ワールドスクエア〜♪ の辺りが激混み。「すず風」って看板がま るっきり見えないので不安になって路肩に停めて「諦めよっか〜」なんて 話して更に進むと、かなり鬼怒川温泉街から離れたところに巨大な「すず 風」の看板が…。鬼怒川を渡ってやっとこさ日帰り湯すず風到着。バイクを停めて ちょっくら値段の偵察。がーん、900円…。非常にひるんだが、もう別の 温泉を探すのがかったるいので入っちまうことにした。
覚悟を決めて中に入ると下駄箱50円、しかも脱衣所ロッカー100円。いっ たいどこまで金取りゃ気が済むんじゃー。肝心の湯のほうじゃが、うーん、 ツーレポ書くのが4ヶ月も後になったから全然覚えてない。つーか、それ ほど印象に残らん湯だったって事じゃな。まいいや。次。
R121ウェスタン村から西に入るところから始まるのが日光広域農道。 広域能動ファンクラブ会員ナンバー#2のわしとしては通らなければなるま い。うむ、途中一箇所狭いところがあったが、車もいなければ景色も良く、 非常に快適。やっぱりツーリングはこういう道に限るのう。
夕飯にジャストタイミングで釜屋旅館に帰着。お座敷にいってみれば うおー、今日も豪華だ。昨日夕飯に間に合わなかった四国組も今日はセーフ。甲斐 さんはそれとは無関係に食す×7 であった。