(***)と、このときは思ったが、他の400に乗ってみて、Banditってかなり トルクのある部類なんだなとわかりました。
めちゃめちゃきれい! やーよく手入れしてるわ、すばらしい。違う、乗っ た感想や! んーと、まあなんだその、オーナーはVoltyでちゃんと車の流 れをリードして運転してました。不思議すぎる。それから、低回転型エン ジンです。低速トルクがあるという意味ではありません(はっきり言うな!)。 ああでも「シングルだぜい!」っていう感じはしませんでした。あと、ス テップが低いのですぐスリスリしそう。ああ、スッてみたい! こんど峠道 で乗らせて下さい。決してスリスリしませんからあ〜。で一体わしはなに を感じたというのだ!?
で、乗った感想。あ、これいいっすね。人のバイク借りた時ってたいてい すくなからず「ええこれ何か違うなあ」って感じるけど、これはすんなり 馴染めた。唯一ハンドルが遠い(そんなに低くはない)ので背筋を使う乗り 方になれているわしでさえちょっとポジションがきつかった。
エンジン。これもなかなか良い。2500rpmくらいからばりばり加速して、 900ccのFireBladeと比べても、「ちょこっと薄いかな?」程度に しか感じない辺りはさすが。
ハンドリング。極めて素直。倒したいところまでスウーッと倒れて、期待 通りのステア特性。ちょっと倒し足りないと思って微調整するときもばっ ちり。ああええですわこれ。もうちょいハンドルが近かったらほぼ満点で ある。
おまたせ! ついに(旧)世界最速のZZZ-R 1100に乗ったインプレだぜ。そう、ゆったり走っていて欲しかった。
丁寧に書いてやるぜ。長いよ。む、しかし。
やべーよどうしよう、正直にかけない。恐いよお。えい書いちゃえ!低回転トルクスカスカ。なんだこれ。ZZZR乗ってるやつら何でこんなんで 我慢できるんだ? VFR400R(NC30)乗っ てたときのほうがきびきび走ると思っちゃったよおい。実際、ZZ-R1100と FireBladeは6速のギア比が全く同じなので、6速50km/hで並んで アクセルグイで加速するという実験をしてみたら楽勝。車体が重すぎるん ですなきっと。
と思ったのだが、FireBladeにタンデムというハンディキャップ を与えて同じ実験をしてみたらなぜか勝ってしまった。をを、2000rpm付 近は実トルクもFireBladeのほうがあるらしい。これは意外だっ た。4速3000rpm弱くらいにしたらもちろんZZ-Rの方がちろんと先に出た (ちょっとZZ-Rのほうが4速はローギアードだけど)。 あと、エンジンレスポンスがダルすぎ。グイっとスロットルひねっても加 速しない「おいこら加速しろ!」っていうと「あごめん忘れてた、それ」っ てタイミングで加速する(そこまでいうか)。これじゃ短いストレートで追 い抜きできない。2速か3速くらいに落さないと不安だなあ。あと、後ろを 走っているZZRから「ゴー」という加速エギゾーストを聞いてから慌てて FireBladeのスロットルを開けても余裕で間に合う(なんのこっ ちゃ)。
でですなあ。3000rpmからトルクフルになると雑誌に書いてあったんだけ どそうでもないと思った。4000rpm以上回してようやく軽くなって、 5000rpm以上で元気な加速をするって感じ。むー、でも雑誌には8000rpmか ら恐怖の加速と書いてあるが7500rpmくらいまでしか回してないので、そ の辺が実は知りたい。あー引っ張ってみたいよー! らむえあ〜〜!
(たぶん3000rpmから急にトルクフルになると感じないのはオーナーのマシ ンのマフラーが換えてあってスムーズになってるからだと思う)ハンドリング。まっ、曲がらねえ! FireBladeなんかから乗り換 えたからいけないんだけど、最初恐かった。あと、ある程度以上倒すとス テアリングがイン側に切れ込むので支える必要があった。4km/hくらいの 極低速度で走ってるときにはハンドルが重いので手でこじる必要あり。
いやー、しかしこれって「大型バイク乗ってるぜー」って感じが満喫でき て、乗ってる気分が死ぬほど良い。FireBladeってじぇんじぇん 大型バイクじゃない! って思ったもの。るねきち曰く「良く加速する中型」 らしい。む、それ当たりすぎ。
むむむむ、これも書くべきか悩む……、えええい書いちゃえ!
FireBlade乗ってて高速道路以外でZZR1100に負けたら恥だと思っ た(負けってなんだ?)。(ZZRは)峠だとコーナーの立ち上がりでもこもこ加 速始まって、ビュワードーンっとトルクが盛り上がる頃にはもう次のコー ナー来とるわいってな感じでつなぎが極めて難しい。もちろん高回転キー プしてれば何とかなるだろうがそれだとコーナリング中トルクかかりすぎ て危ない。FireBladeはコーナリング中2000rpmくらいに合わせ とけば5000rpmくらいまでスススイーって感じで超スムーズに加速して次 のコーナリングへのつなぎも滑らか。ギアの選択間違っても大差ない。と ても簡単で楽ちんぽん。
あとっすね、帰りにシグナルGPやったのであるが、結構楽に勝てた。いや そのもちろん、スペック的にも雑誌とか見てもFireBladeは ZZZR1100に発進加速ではじぇーーったいに勝てっこないんである。ところ が我々素人は大型バイクをパワーバンドに合わせて発進なんてできないの で、5000rpmあたりの強いFireBladeのほうがスルスルっと前に 出てしまうのである、たぶん…。
3〜4回勝負したのだが、気合い入れた一回目のときに、あ勝てるという感 触をえてそれ以後ちょっと手を抜いてました(ごめんにょー!)。でもでも、 ZZZRでちゃーんと発進加速練習しちゃたらやっぱ全然勝てないだろーなー (と、ふぉろーふぉろー)。後日、再度シグナルGPやったときにはFireBladeがホイールスピ ンしまくって負けた。ゼロ発進って回しすぎるのも良くないんだなあ。も うこうなると(我々のレベルでは)バイク特性というより発進テクニックの 問題になって来るので、とても頑張ったときのゼロ発進を比べてもあまり 意味がない気がする。
そう。そういうわけで、ZZZR1100に乗ってる諸君! ちみのバイクはストリー トではちっとも速くないぞ。高速道路以外ではFireBladeに道を 譲りたまえ! (とってもおじょーずな人を除く)
まあ少なくとも峠でだけは譲っておくれ。頑張ってカッ飛んでいる君の後 ろにぴたりと着けているFireBlade は相当余裕で走っているの だ。だいたい4000rpm〜5000rpmくらいまでしか回してないぞ。それから、 「ZZZ-R 250に乗っているるねきち」というし とにも道を譲りたまえ。彼は速いぞー。あれちょっと待った。ZZZ-Rはツアラーではないか。速く走っちゃいかん のである。だから遅くても全然問題ない。ゆったり走るべし。
限定解除ML倉野さんのマシン。
車重はほぼZZRと同じなのだが、低重心設計 でまたがった時の重量感がかなり軽減されていて非常に良い。エンジンは さすが国内仕様、低回転からモリモリとトルク感があって乗りやすい。下 があれだけあるのに、回転の上昇とともにリニアに盛り上がって行く感じ が損なわれていないので、加速のときの気分は結構いい感じ。レスポンス も「ずぅうドーン」っという感じで速すぎず遅すぎず、たぶん運転してい て一番疲れない感じの盛り上がり方ではないかと思う。
ブレーキが良く効く。しかも、効きすぎない。さっすがブレンボ。って、 ブレンボの良さなんてそれまでしらなかったんだけどさ。あれが理想的な タッチと効き具合じゃないかと思う。
ユーターン旋回のときに予想よりも重心傾けられてなくて、行きたいライ ンよりすこし大回りになってしまった。たしかに低重心なんだなあ。そう と分かって乗ればくるくる旋回できるので、これは慣れれば全然問題ないっ しょ。
倉野さんも言ってたけどなんちゅーか、すげー乗りやすくて大型初心者に もおすすめって感じやね。「XJRがカッコ良くてええなあ」みたいに感じ る人はもちろん、明確に乗りたいのがないって人もこれにしとけば間違い はないし、もし自分にあってるバイクが全然違うタイプだとしてもなんと かなっちゃう懐の深さがあるっていう(なんだか軟弱な表現やな…)。ある 意味ホンダ的かも知れん。売れるわけだわ。ともかく、最初からオーリン ズとブレンボが付いてるなんて卑怯ですわ。ただ悲しいかな、全てが合格 点という雰囲気の中、オーリンズが目立つので、バイクは褒められずリア サスばかりが注目されるのがさみしいわあ、らしい(倉野さん談)。
限定解除ML小泉さんのマシン。通称ぶらっくばあど
これも軽く感じる。ってことはZZRが重く感じすぎって事か。
いやあ、いいですなあ、これ。さっすがV型。低回転からガリガリ加速す る。1500rpmとか2000rpmでもアクセルクイっと開けると一瞬の遅れもない 鬼のレスポンスでガイーンと押し出してくれる。限定解除MLの人達のマシ ンは駐車場の狭いスペースで乗り回していたんだけど、いろんなひとがい ろんなバイクを試乗する中ではこいつのスピードの乗りが一番良かった。
リアブレーキがちょいと効きすぎかなあ。ちょっとふんばるとすぐロック する。フロントはかなり効く、というレベルでまあちょうど良いかな。
しかしまあ、750ccなのにあんなに低速ガリガリあるんだもんV型ってええ わ。ZZ-R 1100よりは低速モリモリ、1200cc のXJRと感覚的には五分かな(当然ギア比を考慮 しての話ね)。レスポンスが鋭い分こっちのほうがおもろいかな。ホンダ さん、めっちゃ軽くして900ccにしたやつ出してください。
1997年10月12日g20#4で峠道を走った。 乗りやすい! 狙った通りのラインに、狙った通りのバンク角。なぜかわし のよりタイヤのグリップ感がある。コーナーを攻めても安心。でもなんか 快調に走ると中速域のトルクが足りない感じがした。追い越しのときは2 速ほどシフトダウンする必要があるな。VFR800に期待!
筑波大小波蔵 さんのマシン。
ついに念願のぼるち Type-II に乗ることができた!! 限定解除 MLの第一回ツーリング試乗会でも一番人 気、ぼるちType-Iと人気を二分していた。長い待ち行列の後(ウ ソ)、ようやく乗らせてもらったぼるちIIは期待を裏切らず軽快な乗り味 で、ちょっとブン回してクラッチをつないだらフロントが軽々と浮いた (小波蔵しゃんごめんなさい)。ハンドルの切れ角も自転車並で、バックし てるかと思うほど(大ウソ)。
いやでも、試乗会では誰が乗ってもいちばん生き生きと走り回ってたバイ クであった。これが20psってのが理解できん。むっちゃ完成されたバイク ですねん! カスタムベースのマシンとして人気があるらしいが、いじるや つの気が知れない。せいぜい、デザインに難のあるメットホルダーを取っ ちまうとか、白くて無愛想なナンバープレートの左下の角を折り曲げてフ リルを付けるぐらいにとどめるべき。
限定解除ML伊東さんのマシン。
伊東さんが「これ低いほう原チャ並にスカスカですよ」って言っていて、 まさかそれはあるまいと乗ってみたらほんとにスカスカだった ^^;。当時 の2ストってこんな感じだったのかあ。で、5000rpmくらいから9500rpmく らいまで引っ張ってみるとなんだかスムーズ&フラットって感じがし た。ってのは 88NSRみたいなのを想像したからか も知れないな。でも、10年以上経った2ストマシンであんだけスムーズに 吹け切るんだから大当たりエンジンだなあ。ステアリングが重かったので 発進時におよよだったが、コーナリングする時には逆に安定感が出る感じ がして悪くなかった。
でも燃費のこととか考えると、早く大型にしたほうがいいっすよ、伊東さ ん:-)
jo の行きつけのバイク屋、モトブロスの常連さんの かわべさんのマシン。
3000rpmまでは明らかにFireBladeよりトルクがない。でもZZ-R1100のようにスカスカという感じではなく それほど不満のないレベルである。マフラーが換えてあるので(KERKERと かいうやつだったかな?)サウンドが良く、クイッとスロットルをひねると いかにも「加速しとるでぇ〜」という咆哮を上げる。3000rpmを超えた辺 りからのトルクの盛り上がりもサウンドを伴ってかなりの快感を与える。 さて、加速を計る。60〜80km/h。約2.3秒。やはりFireBladeよ り遅い。80〜100。ここは3000rpm以上なのでトルクが盛り上がって来ると ころ。速い、約1.7秒。60km/hから加速を始めた場合この盛り上がり感は かなり刺激が強いかも。アクセルレスポンスも、キュッと捻った直後に 「ンポワ〜」と一気に来るのでダイレクト感があって気持良い。これは、 ガンガン回して楽しみたくなるマシンだなあ。
直線路を走ったのでコーナーがほとんどなく倒したときの感じは分からな かったが、走っているときは220kgの重さは感じない(当たり前か)。
さて、FireBladeに戻る。3000rpm以下はやはりこちらのほうが ある。でもそれより上はどうもスカスカに感じる。うーん、中型バイクの ようにも感じる。ショック。気を取り直して加速を計ってみる。60〜80は 2秒。これはいつも通り。80〜100、約1.5秒。あれれれ? ZX-9Rより速い? 頭の中でのカウントなので多少誤差があるとは思うが、少なくともZX-9R より遅くないことは確かである。いったいなぜだろう?
一つはサウンド。さそりはフルノーマルなの で排気音が非常に静かであるのにたいし、借りたZX-9Rは重低音が響く。 アクセル開度に応じてうなりを上げるためいかにも加速しているという気 分にさせられる。もう一つは、アクセルレスポンスの違い。ZX-9Rが「ン ポワ〜」で0.5拍置いてガツンと加速が来るので強烈な加速を食らわせて いるような気にさせられる。一方FireBladeは「ぶぅワアァア〜」 とそれほど強くはないが0拍目から加速がはじまり0.5拍後に始まる本加速 までをスムーズにつなぐのでドキドキ感が乏しく、自然と弱い加速と感じ てしまうのであろう。
官能に訴えるZX-9Rと数字で訴えるFireBladeといったところか。
HONDAの250ccスクーター。FORESIGHTがでたので影が薄くなってしまった。 一目見てホイールベースなげえなあってかんじ。自動的にクラッチがつな がるのが恐いのでビビりながらスロットルON。50のスクーターのようなガッ コン加速はしない安心設定になっている。そりゃそうだよな、250でガツ ンと行かれた日にゃあコケまくっているだろう。発進後スロットルを開け 続ける。あれあまり加速感無いなあ。うーん、中型時代自分のバイク乗っ てて信号で隣に並ぶFUSIONは異様に発進が速いように感じていたがそうで もないなあ、などと思ってメーターを見るとかなりのスピードが出ている。っ てたんにメーターを見るまでの時間が結構経っているからなのだが。それ にしてもスピード感が無い。ホイールベースが長く、フロントフォークも 結構寝ているの低速で曲がるときにちょっと切れ込む感じがある変わりに、 スピードを出しているときの直進安定度が高い。確かに楽だなあ。でもやっ ぱりスクーターって加速度を調整する幅が狭いのが難点だな。ちょっと恐 い。
ちなみにこのときは甥っ子を後ろに乗せて運転した。密着しないので乗せ てるって感じがしない。加速が弱めなのも手伝ってフル加速しても後ろは (子供なのに)平気らしい。親子ツーリングには持ってこいだと感じた。
限定解除MLメンバー野島さんのバイク。
もうこれは想像した通りドンピシャ。楽しいの一語。V型ながらTWINとい うことで極低速はパルス幅が広く少しギクシャクする。が3000rpmを越え た辺りから元気になって行くが、ガリガリしたトルクの塊という感じはし ない。トコトコというよりむしろトゥルルルという感じの軽い鼓動感で多 分振動による疲れも軽そう。倒し込みもまさに期待通りで、普段 FireBlade乗っている身でありながら「軽い」という風に感じた。 ハンドルが高い分軽い気分で倒せる。いきなり乗ったバイクでここまで楽 しめるのだから懐が深い。
限定解除MLメンバー川瀬さんのバイク。
いよいよHONDAの新フラッグシップXXに乗ることが出来た。スタンドを外 す。ずしり。久々に大型車格のバイクの取り回しをするのでかなり重く感 じた。でもZZ-R1100より威圧感が無いので重そうな印象は受けないのだが ちょこっとおっとっととなるとやっぱり重い。乗った日が暑くてジーンズ が汗でじとっとしていたのとシートのホールド感が強くて足を自由に伸ば せなかったのでちょっとバランスを崩しただけでも恐かったというのもあ る。でもまあZZ-Rよりは少し楽。
さて、乗ってみた。77kmしか走っていない慣らし期間中バイクなので通常 とは感覚が違うかも知れないのだが、最初に感じたのは低速トルクは十分。 スムーズだなあという感じ。ただ3000rpm以下はFireBladeかな。 いやもちろん実トルクはXXのほうがあるに決まってるが重い分まったりし た感じ。3000〜3500rpmからギュイ〜ンという感じにトルクがぐいぐい盛 り上がるのはっきりと分かった。HONDAのXXアナウンスのときに4000rpm付 近に一個目のトルクの山を意識的に作ったといっていたがまさにそんな感 じで街中をきびきび走るときにちょうど使う回転域なのでこの確かにこの トルク山は気分いいに違いない。倒し込みはしっとりとした感じだが、ど んな角度に倒しても安定感は変わらないのでコーナーもそれほど辛くはな さそう。このへんはZZ-R1100とは雲泥の差かな。ただ切り返しすると重さ そのままの感じでしっとりとした動作しか出来ない。タイトなワインディ ングはちょっと疲れちゃうだろうな。って大型二輪って普通そういうもん か。うーん、でも川瀬さん本人がいってたように乗り味にインパクトが無 いかも。乗り心地を楽しむよりも所有する満足感を楽しむバイクかなあ? 部品の一つ一つが高級なんだもの。
限定解除MLメンバー倉野さんのバイク。
さて、今度はワインディングでSuperBlackBirdにチャレンジ。今日は ジーンズも汗ばんでないので安心してまたがって発進。スムーズな加速し とるなあ。でもなんだかんだ言ってマシン自体は重いので最初のコーナー でちと不安。でも無事クリア。調子に乗ってペースをあげてブレーキング してコーナーに入る。おおっ、さそりと違っ てフロントブレーキ良く効く、あたぼう。しかも効きすぎない。ええかん じや。リアブレーキを踏む。あれ効かない。あまり効かない(がロックし にくいので気に入っている)さそりのリアブレーキよりも効かない。強く 踏み込むと、いきなり車体全体が沈む。これがCBSか。うーん、これは急 制動の時はいいけど、街中でチョンチョンと速度調整をしたいときとかは 思ったように制御できなくて疲れるかな。
さてコーナリング、倒せるかな。あなんか勝手に倒れて行く。これ、 切れ込むってのとは違う。バイクのほうで、「このぐらいのバンク角でい かがでっしゃろ」と誘導してくれている感じ。確かにマシンは重いが、こ れは、楽だ! 切り返しとか極端な低速コーナーが無ければ鼻歌混じりで走 れる。ただ、コーナー出口に向かってアクセルを開けると高いギアで低回 転なのにズンと押し出される感じがして慣れないとギクシャクする。 FireBladeより低速トルクあるんか?
計ってみよう。いつものトップギア60〜80km/h加速。2.3〜2.4秒。さ そり(2秒)より遅い。でもトルク感は分厚い。やはりレスポンスの問題か な。ZX-9Rと同じくらいの半呼吸の遅れでズウンとトルクが盛り上がるの で加・加速感が大きい。でもZX-9Rは一気にドカンと来るのに対しXXは微 小時間をスムーズにつなぐ感じ。しかし4000rpmに味付けしてある第一次 のトルク山はここでも効果的で、ワインディングをきびきび加速して走る ときにちょうどおいしいところを使える。
はっきり言おう、最高速アタックくらいしかとりえの無いZZ-R1100と は出来が違う。次元が違う。5年以上の設計の差は大きい。XXなら長距離 ツーリングもワインディングお遊びも、高速移動も高度の快適性をもって 楽しめる。しかも安全に、かつ速く。なに、そういうバイクはつまらない? わしはそうは思わん。扱いづらいバイクに乗っても扱いづらさを逃げ口上 にするのが関の山である。優れたバイクに乗って一切の言い訳を無くして 乗るほうがストイックでおもろいぞ。
限定解除MLメンバー有泉さんのバイク。
NSRに乗るのは何年ぶりだろう…。88に乗らせてもらった時以来だな。 乗らせてもらった直後にフル加速。88のトンガリ加速は消えてスムーズに 一瞬でパワーバンドに乗る。88のような恐怖感は皆無。8500rpmでピーク を迎えてその後はトルクが無くなってだらだらと回転が上がっていく感じ で、加速を奪われてちょっと前につんのめる感じがするがタコメーターは 一瞬で11000rpmを通過する。「せめて15000rpmくらいまで欲しいよ〜」っ て感じ。
「やっぱ最近の2stは下からトルクあるなあ」と思いながら広場で180 度ターンをしたら加速が足りなくてインにコケそうになった ^^; で、そ のあとの交差点で、エンスト ^^;; か、乾式+強化クラッチなもんで…と 言い訳。やまじで普通のクラッチならゆとりを持って発進できると思うす。
6速ホールドのままだと追い越し加速も足りない。怒涛の4速落としで パオーン。懐かしいなあこの感じ。やっぱ5000rpmはキープしないと気分 良くないすな。さて、ワインディングじゃ。
なんちゅーか、さそりと全く同じ匂いの するバイクじゃな。乗り方がほぼ同じ。ただしコーナリングの最中でもヒ ラヒラとラインを変えることが簡単に出来て、それで改めて軽いんだなあ と気づく。あと、シートが低いので視点が地面が近くて、コケそうになっ てもなんとかなるやろという根拠lessな安心感があって攻めやすい。
ただパワーバンドに乗せないと十分な加速が出ないので必然的にロー かセカンドって事になる。でもパワーバンド近くだと2stといえどエンブ レでギクシャクしてしまうので高めのギアで入る、と出口の加速が鈍い。 うーん、難しい。
さらに、軽量NSRで得意とする低速コーナーだとローでさえパワーバン ドに入れられないので加速がトロい。おまけに乾式クラッチなので半クラ で調整することも出来ない。難しい。一体どないすりゃええねん。わしが 走るとちょー遅いぞこれ。ローorセカンドのパワーバンド手前の速度域で ピタリと曲がれるRのコーナーだけならわしにもできまーすな感じだが、 それ以外のコーナーはまるであかん。わしは叫びたくなった、
で、ふとおもったのだが、NSRで速く走れるやつならFireBlade だとそれ以上に速く走れるんちゃうけ? 中速以上ならコーナリング スピードは同じで行けるだろうし、低速ならコーナリング前半はNSRに譲 るもののその速度域だと加速がケタ違いに良いのでコーナー後半からさっ くりovertakeできる気がする。
峠ではNSRが速い、んではなくて、NSRに乗ってるやつが速い、である な。まああたりまえか。だからNSRに惚れているちみは安心して、 FireBladeやVTRや、GSX-R750に移行して良い。もっと速くなる ぞ。でも、わしみたいに貧乏だとコケたときのことを考えて安全運転にな る ^^; えなに、ちょー難しいのを速く走らせる楽しみがいい? うー、そ れは一理あるな。そういうちみは916を買いたまへ。
でどこがNSRのインプレなんだ。
限定解除MLメンバー福澤さんのバイク。
500ccシングルなんて初めて。シングルでもここまでくると必要十分な 加速をする。あでもスポーツバイクと比べちゃだめね。そういうバイクじゃ ないの。で、ぶーんと回してみる、鼓動感が意外に無くスススーと加速す る。加速を止めてシフトダウンすると「スパンッ」という軽快な音が響く。 決して耳障りでないうるさすぎない爽快な音。振動も気にならないから長 時間乗っていてもさほど苦痛ではなかろう。SRとかと比べるとショートス トロークなのでその辺おとなしいのだという話。
うむ、これ、乗るのが快感だね。ついついいろんなところにお出かけ したくなる。GBなんてわししらんかったす、よう見付けましたなあ。ええ 買いもんしましたな! また乗らせてねん。
限定解除MLメンバー遠藤さんのバイク。
どっかり直立ポジション。思わず試験車両を思い出してレバー4本握り したくなる。足着きもばっちりで取り回しが軽い。でも腰が完璧に垂直で 全ての重力が腰に集中するから長時間乗ったら腰にダメージがたまりそう だな、わし苦手。
フロントサスがふわふわ。だからブレーキの遅れる感じがするんでしょ う、きっと。でもTRXのボヨンボヨン感よりええと思うですだ。加速は、 うーん、トルクが無いなあ。恒例、トップギア60〜80km/h加速、2.7秒。 レスポンスもダルでトルクの盛り上がる感じも皆無。あれえ750ってこん なものなのか…、いや、 ZXR750 はずしっと加速 したからZEPHYRはそういう味付けなのだろう。ローでフル加速。あっとい う間に吹け上がってレッドゾーンまでまっすぐ。これ、ローが軽すぎるよ うな気がする。60km/hくらいまでしか出てないからVFR400R(NC30)より伸 びないやん。てことは遠藤さんの前のマシンCBR400RR(わし乗ったこと無 い)とあまり変わらんのとちゃいます??
直線しか走らなかったのでコーナリングは分からんかったす。エンジ ンだけで評価しちゃうとどうしても辛口になっちゃうすな。スタイルに惚 れて選ばないと痛い目に遭うと思うす。
横越 のバイク。
クラッチミートの時のトルクがものすごくある。が、先が伸びない… あれれ? 引っ張ってもパワーバンドらしきものが見当たらない。前オーナー が女性だったということで多少高回転域が鈍っているのかもしれない。ポ ジションがuprightなのでコーナーでバンクさせるのが恐かった。うーん ちょっと消化不良。
限定解除ML三川さんのバイク。
ZEPHYR750とえらい違いや。サスもフワフワって感じじゃないし。で、 ちとモノが古いので結構ハンドリングとかに難があった。コーナリングす るときに狙った角度にハンドルが切れなくて、突然切れ込むような感じが したりして密かに曲がりづらい。うーむ、さすがにこれは個体差だろうな あ。
で、エンジン。ト、トルクが無いよこれ。って良く見たら5速(トップ) 2000rpmで60km/hと随分ハイギアード。とりあえずいつもの60〜80km/h加 速。5速で3.1秒、うーん、追い越し加速にならんすなあ。でもギアが高い (変速比が小さい)からじゃな。4速で60〜80、2.7秒。あれれ。3速だと1.8 秒。うーん、ちょっと辛いっすねこれ。4000〜5000rpmあたりからグウー ンとトルクが出て来るけどギアが高いのでその辺を使うのって結構しんど い。
でも、音はかっちょええすな。スタイリングも昔っぽくてその手の人 には痺れるんではなかろうか。てことで、これかっちょよさで選ぶべきバ イクだと勝手に思ったす。ZEPHYRシリーズとしては750に軍配を上げちゃ いますわし。すまんすー。
田中さんのバイク。
一緒にきまっとるがな! のはずなのだが、微妙に違うところが。まず、 クラッチが重い! よくあれで左手痛くなりませんねえ。慣れなのかな。ま あこれはいいとして
「もっとアクセル開けろ〜!」とせかされているような感じで、実際アクセルを開けるとスルリとコーナー を安定して駆け抜ける。なんやこら、速く走ることを義務づけられたマシ ンではないか! 雑誌のインプレとかをみても「コーナリングは鋭く、イン に曲がりすぎてしまうほどである」などと書いてあるので、これが本来の FireBladeのハンドリングなのかもしれない。要するにこれはきっ と男の子ですな。わしのさそりは女の子なの でマイルドなのじゃ:-)
限定解除ML森川君 のバイク。
国道360号天生峠で異様に速かったので乗らせてもらった。どんなにチュー ンしてあるのだろうと思って乗ったのだが、極めてノーマルだった…。がー ん! 要するに乗ってる人が異様に速いと言うことであった。そんだけ:-)
限定解除ML甲斐さんのバイク。
発進。おおお、力強い! 400とは思えぬ分厚いトルク。エンストなど考 えられない。わくわくしつつそのまま引っ張ってみるとトルクが先細り。 う、なんかXJR400Rのようなフィーリング。でも 新車だけあって吹けが良かった。
コーナリングはどうかというとXX的。曲がりたい Rに合わせて適当にバンク角をバイクの方で設定してくれているようなイー ジーな感じ。ヒラヒラではなくしっとり。しかも前傾に慣れているわしが 乗っても直立姿勢による倒し込みの違和感は全く無い。ほほう。これは、 ワインディング走りやすいかも。
のぞむ のバイク。
エンジンかかんねーよー! 難しすぎ。500ccシングルのキックは思った より軽いと思ったがそれだけじゃあかからん。ケッチンは無いと言われた にもかかわらずやっぱり恐いのでどうしても全力を出せない。でもなんと かコツが分かって来てかけられるようになった。でも、信号でエンストし たら自爆だな。
で、乗ってみよう。かーるいなこれ。 調べた ら乾燥153kgだってね。そうは言ってもエンストが恐いので超慎重に クラッチをつなぐ。ブリブリブリって感じでものすごく力強く押し出して くれる。すげー。グッとアクセルを開ける。スパパパパパッ。
限定解除ML砂川君のバイク。
一言でいうとなめらか。全てにおいてなめらか。エンジンレ スポンスも、FireBladeほど急激ではないもののきわめてスムー ズ。圧倒的な加速感は無いが、400に乗っているときの「あともう少し欲 しい」とう辺りまでのパワーが備わっている感じで、まさに乗りこなして いる気分が味わえるのが良い。コーナリングもピタリと決まる。バンク角 を素直に設定できる点はXXと同じ系統だが、XXよりもずっと軽いのでコー ナリングが楽しい。ブレーキも理想的。FireBladeもこのくらい 効いてくれればなあ。唯一気になったのは、フロントスクリーンが低いこ と。
日本では余り見掛けないので、目立って良いぞ。
限定解除ML後藤田君のバイク。
1200ccのバイクなのに軽い。実際乾燥重量約200kgなのだが重心設定の おかげかもっと軽く感じる。かなりのアップハンドルで普通の人は乗りや すいんだろうけどわしは曲がり方が分からず恐かった。あとアッパーカウ ルはあるものの、ハンドルが左右に出すぎているので、手が寒かった…。
さて、発進。最大トルクが4000rpmで発生という強烈な低速トルクは期 待を裏切らなかった。しかも6速が60km/hで1900rpmしか回っていない超ロ ング! にもかかわらず、60〜80km/hの中間加速が2.0秒とFireBlade (60km/hで2250rpm)と変わらない鋭さ。
でも、普段走るのは街中のほうが多いし、大型バイクだと5000rpm以上 回すことも滅多に無い。ワインディングや、超高速などをすてて、街中で の最高パフォーマンスを感じることのできる、極度の割り切りマシンだと 思う。SUZUKIじゃないと作れないね。
限定解除ML吉田君のバイク。
久しぶりの250ccマルチ。トルクスカスカじゃないかなあと思って乗っ たのだが、結構びっくり。確かに8000rpm以下は全くトルクが無かったの だが、10000rpm以上を使って走るとかなり行ける。大排気量車が快調に流 して走るくらいのペースなら着いて行けそう。かなり燃費悪くなりそうだ けど ^^;。
確かに取り回しも楽だし、2stほど気を遣わないから初心者にはいいか もしれん。でもちゃんと8000rpmを使わないとダメよんってかんじ。
山口さんのバイク。
世間では評価の低いリトラクタブルライトのカタナ。いやわし、この 形大好きなのじゃ。普通のカタナより好き。高校の頃の憧れのマシンだっ た。
跨って起こそうとしたら、ナナハンなのにめちゃめちゃ重い! エンジ ンを吹かすと、もっさりとした吹け上がり。やっぱ古いマシンだからトル ク無いんかなあと思って発進したらかなりトルクがあった。ZEPHYR750よ りも力強く加速する。走り出して曲がjろうとすると、ものすごい強いセル フステアでハンドルが切れすぎて起きてしまい、また寝る、を繰り返して 蛇行運転になってしまう程だった。こ、これは恐い! 形は大好きなのだが、 この乗りづらさはちょっとつらいかも。
限定解除MLメンバー甲斐さんのバイク。1998年2月7日曇。
かつて世界最速をZZ-R1100と競ったGSX-Rをいよいよ体験。乾燥重量 220kgなので立ちゴケしないかと恐れていたのだが、思ったより軽く感じ た。これなら何とかなるなあ。高回転型ってことで緊張しつつ乗り出して みると意外にも低速トルクたっぷり。しかも低回転域はトルクの上昇が緩 やかで非常に快適。し、しかし、ギアが5速しかないので落ち着かない。 60km/hのときに2600rpmもまわっている(FireBladeは2250)ので 高速道路だと常に攻め攻めモードになってしまう ^^;。さてお約束の60〜 80区間加速(参考:計測日は冬なのでFireBladeが1.5sec)はトッ プ5速で2秒であった。レスポンスがZX-9Rといい勝負程度にかなりいいの で全くストレスは無い。ただ4速もギア比が近く、落としてもほとんど加 速が変わらないので、突然ダッシュしようって時に苦労するかも。この日 も前を走っているNSRが突然ダッシュしたときに着いて行けなかったのだ ^^;
直進しているときの安定感が異様にあってものすごく快適。良く見る とステアリングダンパーが効いていた。ええなあ。わしも欲しい。ダンパー のおかげでコーナリングもまったりと安定した感じで恐さが無かった。車 重が車重だけにクイックな切り返しはできないものの思った通りのライン をふんわりと抜けられる感じ。
河原沿いの空き地があったのでローでフル加速。凶暴な加速という噂 を聞いていたのでビビっていたのだがフロントが勝手に浮くような無節操 な加速ではなく、7000〜8000rpmからスムーズにトルクを増して背中を押 し切る感じの素直なパワフルさは意外だった。強大なパワーはあるけれど もトルクの上がり方がきわめてスムーズなので、ワインディングでも回転 を上げすぎないように気を付けていれば安心して走れるのではないだろう か。
限定解除MLメンバー柴崎さんのバイク。1998年2月7日曇。
2psアップ3kgダイエットの98FireBlade。どのくらい変わっ ているんだろうか…。さすが新車。ギアの摩擦音がすげー気持いい。わし のもこうだんったんだなあ。さて、雑誌のインプレでは、低中速を細らせ てそのぶん高速に振ったと書いてあったので、いつもの60〜80実験。どき どき。6速ギア比はほとんど同じである。この日は1.5秒。はえー! と思っ て、あとで自分のFireBladeで試したのだがタイム的には変わら ない。でも、感覚的にはかなり「はえー!」なのだ。いろんな速度域で、 アクセルどーんと加速して試してみたのだが、相当速く感じる。わしのよ り「ガツーン」と加速するのである。そう、この感じはVFRのダイレクト 感に相当近い。ちょうど'96FireBladeが背中に座蒲団を付けて 押し出しているいっぽうで、'98FireBladeは背中を直接押して いる感じだろうか。これは気持いい。マイルドに加速するほうが、路面を しっかりとらえるので良いというのはあるが、FireBladeのパワー の出方なら、急激にグリップを失うこともないと思うので、'98の味付け 変更は正解なんじゃなかろうか。いいねえ。
限定解除MLメンバー三川さんのバイク。1998年2月7日曇。
重い…。やっぱりシャチだ ^^;。乗った感じがZZ-R1100と同じ。「あ あ大型乗ってるぜい」って感じも一緒。コーナリングでハンドルがわずか にインに切れ込むので舵角をコントロールしながら曲がらないといけない 点も同じ。低速トルクも同じ。6速(レシオは3000rpmで80km/hで FireBladeと同じ)で60〜80加速実験、2.2秒。ZZ-Rと同じくらい かなあ。と思うのだが、ZX-10のほうがきびきび加速するように感じる。 ちとこの日はクラッチ切る左手が痛くなってしまって満足に乗れなかった のでこの程度しか分からんかった。
限定解除MLメンバー松島さんのバイク。1998年2月7日曇。
うおー、シートが堅い。ツアラータイプなのになぜだろう。直線を往 復しただけなのであまり良く分からなかったが、かなり低速に振ってあっ て乗りやすい。ハンドルの切れ角が相当あって、ターンがしやすいはずな のだが、いかんせんシートが沈まず足着きに不安のあるわしはユーターン に苦労してしまった…。
限定解除MLメンバー伊東さんのバイク。1998年2月7日曇。
ちょー重い…。乾燥251kgはダテじゃない。恐いので駐車場をぐるぐる まわっただけ。ThunderAceと同じエンジンらしい。トルクはあるけどレス ポンスあまめというこのエンジン、ツアラーにあってるよー。クラッチ切 らずにスラロームとか非常に楽ちん。
これはめちゃめちゃ軽い。ママチャリレベルだ。小回りも効きすぎる ほど。だがパワーが無い。いわゆるマイルドってやつかな。サスもしんな り。おなご向きかな。
限定解除ML 稲垣さんのバイク。1998年3月7日晴。駐車場でぐるぐる。
結構でかいね。でもサスが新しかった時代のDJEBELよりは楽かな。片 足しか着かないけどこれなら何とかなりそう。それ加速。中間速度でぐいっ とアクセルを開けてみると、ずーんって感じで加速してくれる。おお、こ いつは快適。これだけトルクがあれば車線変更のときとかにガチャボコと シフトダウンをせんでええので疲れなさそうだぞ。
これ、ええなあ。稲垣さんこれいくらっすかあ?
限定解除MLメンバーうっちーのバイク。1998年5月17日曇夜。
東名富士川SA〜足柄SAで試乗。Ninjaのオーナーの話を聞くと遅い遅い というのでやはり古いマシンは非力なのかと思いつつ乗ってみたのだが、 全然そんなことは無かった。ただ少し年期が入っているせいか振動が結構 あった。加速をするとシフトペダルがピクピクと痙攣する。エンジンレス ポンスは結構良くてアクセルに素直に反応して加速してくれるので気分良 い。しかし4000回転を超えたあたりからものすごい振動が出始め、「うお〜 りゃどけどけー、わしゃカッ飛んでるんじゃ〜」というまさに男の加速で 突き進む感じ。
ポジションはすげー楽。こんなにだらけてもいいもんだろうかという ほどリラックスしまくり。ニーグリップしづらいのだが、もうそんなのど うでもええ感じ。自然に片足が30度横に開き、頭が30度斜めに倒れ知らな いうちに「オラオラ乗り」になる ^^; 疲れたらタンクバッグの上に体を 預けて休憩走り。疲れていたのになんか体力回復。これ、ツーリングマシ ンとして結構楽しいんじゃなかろうか。
限定解除MLメンバーちあきさんのバイク。1998年5月17日曇夜。
冷静に考えてみたら、車もバイクも全部含めて外車というものに乗る のはこれが初めてではなかろうか…? まとりあえず、DUCATIと聞くと非常 につき合い方が難しいとのイメージなのだが、なんかすごーく、フレンド リーだぞこれ。
発進。うおー、発進トルクが全然なーい。ちあきさんがエンジンかな り吹かして発進してたのは、慣れてないせいじゃなかったんだなあ。度々 エンストしそうになるがしたら恥ずかしいので頑張った:-) 慣らし運転中 なのであんまり引っ張っちゃあいけないなあと思いつつやさしく加速。 「とことことことこーん♪」って感じ。どこかで覚えのあるこの感じ。お おお、ぼるちゃんじゃないけー! トルクのあるぼ るちゃんって感じや。てことで「イタぼる」なのだ。この手のバイク、全 部基準がぼるちゃんになってます。すまぬ。低回転域は粘りが無いものの 中速以上は軽ーく伸び上がる感じで爽快だね。駐車場をぐるっと回っただ けなのでコーナリングはようわからんかったす。暖気運転とか故障とか手 間がかからないんだったら欲しいかもねえ。でもDUCATIにそれを求めちゃ いかんのでしょ? はい。
hiyokkoのバイク
一言でいうと
だってそうなんだもん。
シートが妙に高い感じで,もうちょいシートが低いといわれる250cc版
のほうがきっとバランスええんかな。でも視点が高くて景色が良い。ハン
ドルがちょいと高いかな。風を意識して軽い前傾を取るには中途半端。
# そら普段FireBlade乗ってるからやー
発信加速,クラッチをつなぐ辺りは妙にトルクがあってグイグイ押し 出される。でもそのあとちょっとトルクが無くなって,2500rpmでドドワ ワーと元気になる。うーん,まあやっぱFireBladeのほうがスムーズかな。
もとのHornet250がオーバースペックな足周りなだけに,600のエンジ ンと合わせるのがちょうどええ感じって気がした。FireBladeと同じぶっ といリアタイヤ(180)も食い付き感があって曲がりやすくてええのう。
ミラーがちっこい。バーも短くてはみ出しが狭く,半分は肘が映って る。よう見えんわ。こりゃ長方形のに変えまへう。
ブレーキ,ええなあ握力にしっかりと比例して効くタイプ。カチッ。 わしにもくれー。
慣らし運転中なので3000〜4000rpm付近に自粛。でも軽く流れはリード できるからその辺は大型かな。軽いから御買物にも使えそう。やっぱほぼ 同じ車格とはいえ,CBR600Fとは気軽さが全然違う砂。骨吉にしといて良 かったん茶受け?
慣らしが終わった。ミリテック1入れた。乗った。回した。楽しい! 頭 打ち感もうまくぼかされてシュルーンと10,000回転以上まで回ってすいす いとスピードが乗る。曲がる。あああっ、軽い。でもやっぱり2500rpm で ドクンとトルクが落ちてしまうのでクラッチを繋ぐ瞬間が2500rpmだった りするとエンストしそうになる(実際上り坂でエンストした)。このトルク の谷だけ直してくれー >HONDA
最近良く行っている近所のバイク屋「ビッグフォー」の主人のバイク。
オイル交換しに行ったら「暇だったら乗ってみない?」と言われて調子 に乗って乗らせてもらった。またがる。うーん,FireBladeと同 じ感じやね。エンジン吹かす。どりゅりゅん。あほんとにTWINとマルチの 中間。で発進。うーん,やっぱ発進低速回転域はあまりスムーズでない。 低速からぐっとアクセルを開けるとブリブリブリリッといって加速する。 鼓動感はあるがドスドスした感じは無い。うーん,まさにツインとマルチ の中間って感じそのまんまやなあ。
限定解除MLメンバー、上嶋さんのバ イク。
DUCATIの大型だってさ。どきどき。またがる。軽い。こうでなくっちゃ! 発進じゃー。って、これ低いほうの回転に全然トルクが無い。前に進まな い。4000rpmまでブルンブルン回してゆっくりと繋いで発進。うおー、難 しいぞー。走り出すとトルントルンと軽いツインの鼓動を感じて、VTZに 乗っていた頃を思い出した。しかしなんにせよ、クラッチワークが難しい。 初心者に戻ったような緊張感で、うまく乗りこなせていないのが悔しい。 くそー、乗りこなせたらウハウハだろうなー。と、思い続けて今日のとこ ろはおしまい。くそー、こんどはのりこなしてやるう。
あとで上嶋さんがPASOに戻って発進するのを見て、ちょっと安心した:-)
名古屋在住啓太さんのバイク。
いやあ、これがかつて大型バイクの象徴として憧れたっけ。またがる。 う、ずしり。久々に重いバイクに乗った。でも重心が低いので、おっとっ とにはならず、この変のバランスは、XJR1200と似てる。やっぱりXJRは後 継マシンなのか。ゆっくりと発進すると、ハンドルがゆったりと切れ込む。 ずっしりとした切れ込み方で、ああ長いんだなあと実感。で、走り出すと、 エンジンレスポンスが良くって非常に快適。
限定解除ML河野さんのバイク。1998年10月18日台風の翌日。
2stオフローダー久しぶり。いつ以来って、自分の最初に乗った HUSTLE-50以来だひえー。オフブーツ仕様のシフトペダルで相当上のほう になっていたので、シフトアップがしづらかった。それ発進。ああ、懐か しいぞこの感覚。昨日の台風のせいで路面に枝や葉が落ちていて、もう待っ てましたとばかりにふんづけながら走る走る。パワーが出すぎないからス リップも気にしなくて良い。ああたのし。しかし、久々のオフローダーな のにコーナリングが全然恐くない。狙ったバンクがさっと出来るのだ。普 通ONからOFFに乗り換えたときは、倒して曲がろうとしてバイクが思った より倒れずにおっとっとになりがちなのだが、それがまるでない。これは 両刀使いには嬉しいバランスである。
限定解除ML須藤さんのバイク。1998年10月18日台風の翌日。
なんと16年前のバイク。って免許取る前やん。当然その当時は大型二 輪なんて夢のまた夢で、「ナナハン」を超えるバイクなんてまったく遠い 存在だった。きっとその当時のライダーの憧れの存在であったであろうバ イクに乗ってるんだなあという感慨にふけりながらブルン。おお、ええ音 や。ギアの調子も電装系の調子もよろし。たいてい古いバイクはシフトが すげー硬くなってるのにこれは快適。普段からまめにメンテしているとい うのが容易に想像できる。恒例60→80加速。をやろうとしてメーターがマ イル表示だけなのに気づいて泣いた。「80は50だなあ…60っていくつじゃ あ」と序盤は走りながらずっと割算をしていて疲れまちた ^^;。38くらい から50までの加速が3秒くらい。がーん、ギア比をわすれてもた。けど、 加速能力的にぜふぁ750くらいだった。
ぐいっとあけると、すぐにダイレクトにズズインとエンジンがうなり 出す。なんて素直なレスポンス。もちろん最新エンジンではないので、そ のあとの押し出しトルクは若干弱い。が、トルクの谷もなく、滑らかに加 速するあたりはやっぱすげえなあと思って日頃のメンテの素晴らしさに感 銘。重いという点を除いてめっちゃ乗りやすい。はたしてさそりが14年後にこれだけのクォリティを保っ ているかというと…、全然自信が無い。そんなわしがこんな宝物に乗って ええんじゃろかと思ってしまった。
限定解除MLさやかさんのバイク。1998年10月18日台風の翌日。
なつかしー! で、並列四気筒なのに、V4のような音がする。不思議。 アンコ抜きしてあるというそのシートはまさに安心。ぎゅいーんと回す、 すーういと伸びる。乗りやすいね。ただ、ユーターンしようとしたら、意 外に小回りが難しい。タンクに手が干渉しやすくて、むしろセパハンバイ クでの手つきにすればうまく回れた気がする。って、インプレがあんまり 無い気が…。
限定解除ML後藤田君 のバイク。1999年5月16日曇。
初めてZZ-R1100に乗ったときと同じくらい緊張した。パワーアシスト クラッチのせいなのかクラッチがつながるときの感覚が妙なのと、クラッ チが遠くて手の小さいわしには恐かったのでソロソロと走った。
構えたポジションが最初からピタリ。ほど良い前傾でらくちん。「疲 れ知らずでどこまででも行けるわい!」みたいな構え。ニーグリップがか なりスリム。自分が隼にスポっとはまってる感じ。さて加速。
ガットアクセルを開けてもズブブッブーン、てなかんじでむにゅーと
背中を押し出され続ける感じで、ガツンとこない。GSF1200のときはサッカー選手に蹴飛ばされたよう
な感じだったのに比べると、すげースムーズ。ところがぐいぐいとスピー
ドが乗る。まるで最大限に加速感を感じさせずに最高に加速してゆく最新
高層ビルエレベータのように。6速ホールド60km/h〜80km/h=1.3秒くらい
かなあ(あんまりゆとりのあるところで計れなかった)。猛烈に速い。それ
も2000回転前後。
「え、ギア? 別に何速でも関係ないじゃん」
で、ワインディング。はまだ走ってない。工事後アスファルトぼこぼ こ路面の狭い極小ワインディングをスローペースで流しただけだが、とっ ても簡単。このあたりはSuperBlackBirdと同様、マシ ンが「ワシに任せんしゃい」的なものを感じたけれども、ちゃんと走って ないので分からない。
限定解除ML中川さんのバイク。
ぐがー、すっごく荒々しいアクセルレスポンス。ガバっと開けると、 後ろから蹴飛ばされる感じ。押し出しパワー的にはXJR1300と同じような 感じなのだが、XJR1300にあったカドをとって乗り心地を良くした感じ。 でも蹴飛ばされる感じ。これぞ男のバイク。このレスポンス感覚はやっぱ り先代ZX-9と相通ずるものがある。ステアリングもしっとりと重め。アク セルがハイスロかとおもったらデフォルトでそうらしい。結構重いので慣 れないと発進時に回転合わせるのがちょと難しい。コーナリングも「軽快 にしっとり」という感じ。恒例60〜80は約2.3秒。中回転域以上はまった く使ってないので未知。こわそー。
限定解除ML掛谷さんのバイク
すっとクラッチを繋ぐ。ググッググイッと力強く発進が完了する。お おお、かなりトルクが増している。実際半クラッチの幅が狭いせいもある が、やっぱり発進トルクが格段に向上しているのが分かる。60〜80加速も 2秒ちょいなので高めのギアで走ってても全然文句無し。それでこそ大型 二輪。楽でいいぞー。てのはエンジンの話。シート高が高いのだ。 FireBladeより足着き悪くて163cmライダーには辛い。何で着座 位置上げるかな。それろくえふの方向ちゃうやろ。客よりレース重視なの か。
おっと愚痴になったが、なんつってもこのトルク向上は絶賛もの。
限定解除ML loonyのバイク
買おうかどうか迷ったバイク(結局R1にした)。'96FireBlade とはたしてどう変わっているのかが気になっていた。はたしてその 印象は、
全然違う!
どうちがうかっていうと、'96FireBladeからR1に乗り換えた ときよりも、R1から2000FireBladeに乗り換えたときの方がはる かに違う。いままでちょっと遠くて身長の小さいわしには少しだけ厳しかっ たポジションもハンドルが近くなってまったく楽チンポジションに変化。 さらに、ハンドルも少し高くなったのと乾燥重量が13kgも軽くなったので ひょいと起こすときに「完全に中型バイクやん!」と感じる軽さ。ほんま にこれでいいの? ってかんじ。
リアシート下のトランクも絶品だ。広くて便利だった96のさらに倍は ある。しきりがないことを考えると3倍くらい有効に使える。よだれじゅ る。
乗ってみよう。発進時付近のトルクは前と変わってないみたいで、押 し出し感はないもののするすると発進できるレベル。3000rpm台までもだ いたいいっしょやね。が、4000rpmからひゅいーんって元気になる加減が '96とはかなり違う。ここが軽さの違いか。狭い道で乗ったので5000rpmく らいが精いっぱいだった。エンジンの音もまーったく別物。96はトルクを 掛けて開けて行くと4000あたりからどりゅ〜といううなりに変わるのだが、 それもない。でも下の方のトルクの出方は同じ。違うけど、同じ。不思議 だ。
で、コーナリング。たった二週間とはいえR1に乗り慣れた体には 2000FireBlade はかなり違和感があった。ハンドルが高くて、 なんとなく
つあらーだよね?
っていう乗り方をしなければいけないことにふと気づいた。上体を起 こして(ってきっと外から見ると前傾に見えるんだろうけど)車体の沈み込 を上から操るようにリズミカルにスキップを踏む感じのコーナリング。あ れ、さそりもそうだったのかなあ? 違ったような。いずれにせよ、2000年モデルで自由自在に振り回せる、理 想のツアラーが仕上った感じ(わし的尺度)。これなら、どこに行っても楽 しい。
北脇様のバイク。
ひとことで言うなら、「バイクに乗る楽しみを体中で味わえるバイク」 だ。まずまたがる。コンパクト。ハンドルが低いがコンパクト。普段R1に 乗ってるから猛烈にしっくり来る。発進。ズトトトトトン♪ これだこれ。 「Gosseだぜい!」というこのリズム。
コーナリング。ひゅ、ひゅ、ひゅ、という感じでいける。そして立ち 上がり。R1のような大型のクロスレシオのに普段乗っていると、多少ギア 間違えても影響が小さいのだが、350ccシングルのクロスじゃないレシオ とくると、やはり的確なギアを選んでそのどんぴしゃ感を味わうのがたの しい。じゃあギアを間違えるとストレスを感じるかと言うと、むしろ逆で、 シングルならではの思いのほか力強いトルクで、ゴトンゴトンと押し出す 感じが体を刺激し、回転が上がるにつれスーと伸びて行く高揚感も気持ち いい。これは、
た、楽しい!
おそらく、持ち主として乗っていると、これを当たり前と感じてしま うのかもしれない。次のバイクに乗ったときにその感覚を思いだして「楽 しかったんだー」っと浸ったりするのかなー、などと思いをめぐらせた。
YSP酒田からの代車
またがって実感。足つきわりー。シート高はさほど高くないのだが、 シート幅が広いのでかなり大きく足を広げなければならないので、両脚つ んつんバレリーナで、R1よりも足つきが悪い。
発進。500ccというだけあって、ビビりながら走り出すも、 出足付近はスロットルを開けてもどんと来なくてスムーズに動きだす。 すっと開ける。すすすーと、加速して行くがやはり「スムーズ」と言うだ けで力強い感じはしない。乗用車感覚。ただ、どの速度域でスロットルを 開けても同じ感じで加速して行くのでその点がさすが排気量の余裕か。
交差点コーナリングしかしていないが、よわーいアンダーステア感覚。 ちょっと切り増ししてやらないとスムーズに曲れない。個体差かも。タン デムをして乗っていたのだが後部座席にゆとりがあるので後ろに乗せてい ることを全く意識しないクルージング感覚。いやあ、楽だ。
やっぱり足つきさえ良ければ全面的に楽なのだが…。