秋田県由利本荘市 水林グリーンスタジアムこけら落とし記念事業 宝くじスポーツフェア「ドリーム・ベースボール」というイベントへ。 完全に雨の予報で雲の動きも雨雨雨だったが、小雨につき決行。
まず開会式。雨の降る中大御所達が並んで壮観。結構主催者の話が長くて、 もうじき御歳80の金田さんしんどいんじゃないかと見ていたが、金田さんの 挨拶になったら朗らかに会場を盛り上げるお話。さすがだわ。
試合開始前のアップ。お、村田兆治さん投げるんだ。高校生くらいの野球少年が お相手。至近距離からだんだん距離を伸ばして行くんだが、離れて来たら 少年がワンバウンドで返球するようになって来た。そしたらすかさず 「ノーバウンド!」としっかり投げることを要求した。村田さんがヒョイと 軽く投げる玉はぐんぐん延びて少年に届く。少年が全力で投げる玉は 途中失速して手元で落ちる。重力場が違うんかいと思うような 不思議な光景だった。
ドリームチーム、先発は元横浜大洋遠藤一彦投手。2番手が村田さん。 無理しないように軽く投げてて125km/hくらい出してた。まったく 投球フォームが崩れてない。うれしい。ランナーが出たときに 「キャッチャー肩がないから走りなさいよ」とか大声で叫んでサービス。 ちなみにキャッチャーは市川さん。
元西武の辻選手も面白かった。守備で1、2塁方向にフライが上がったときに 1塁とお見合いしそうな位置の玉を捕球して、「おーれだ、おれだおれだおれだー」 と大声で叫んで場内の笑いを取ってた。 そのときは気付かなかったが、今書いてて分かった、 タカアンドトシの持ちネタの真似ね。 ちなみのこの写真は第1打席のもので、由利本荘選抜のピッチャーはなんと62歳! ゲーム終了後の表彰式のときに還暦を過ぎてることを知ってこれまた驚き。
今回大活躍したのは村上隆之選手。ホームランを含む3安打で あと3塁打が出ればサイクルヒットだった。
その他、加藤英司さんは第1打席に大きな空振りをして 腰が痛い素振りで笑いを取っていて、走るのもつらそうだったが、 その後の打席で二遊間を抜くクリーンヒット。全く走れないので、 2塁に進塁してから谷沢健一さんと交代してた。で谷沢さんは 残念ながら2打席とも内野ゴロであっさりアウトになってしまったが、 アウトになってからもしっかり1塁を踏むまでゆっくりと走り続けてたのが 印象的だった。
しかし何と言っても村田さんの妥協のなさが光って 非常にうれしかった。こんなのただで見せてもらってほんとにええんかい。 秋田県やっぱりすげー。宝くじ寄金もありがてー。買わなくてスミマセン。