PENTAX K-r、前回山だったので今回は川と海。 仕事移動のついでに最上川と日本海。
画像の仕上がりを変える機能、Canonでいうピクチャースタイル。 これ、EOSではほとんどいじってなかった。いじろうという気に あまりならなかった。ホワイトバランス然り。つねにオート。 何故か。「いちいち切り替えるのが面倒臭いからか?」と自分では思っていた。 だから、へんに色味を変えるなんて意味ないじゃん、と自分に言い聞かせて、 景色をそのまま撮っては持ち帰り、思ったより地味でそんなもんかと 過ごしていた。
K-rにして考え変わった。PENTAXでもピクチャースタイル(PENTAXでは カスタムイメージ)やホワイトバランスを変える手間はほとんど変わらない。 ただ、変えるときに、直前に撮った画像で、その選択の結果仕上がりがどうなるか をその場で見せてくれる。だから、おお、この景色はこんな風になるのか、と すぐ分かるから、家に戻ってPCで見たときの気分が想像でき、 面倒臭がりな自分でもこりゃ一手間掛けて変えとこうと思える。 EOSのピクチャースタイル選択は文字メニューだけだから、 理性で判断して選ばないといけない。左脳じゃ選べないよね。 全部RAW撮りして家帰ってソフトでやれってことなのかな。 うちじゃできん、する気もないが。
が、なんやかや言って、フィルム時代はピントから手ブレから何から、 すべて現像出すまで確認お預けだったんだよな。今、 YASHICAに突っこんだフィルムを まだ使い切れずに現像出せなくて、やっぱり銀塩は無理かなって、 思い始めてたり。いやいや、そのうちまた使うって、使う使う。
とはいえ、KDXのほうがいいところも結構あるんだよな。
K-rは明るすぎる傾向が。たまに、全部真白になっちゃうくらい 明るくなることある。すぐ気付くから撮り直せるけど。 デフォルトで -2/3EV でいいかな。もうちょい下げるか。
秒間6コマ速すぎ。ちょっと押すとスカカカと すぐ10枚近くになっちゃうからあとで消すのたいへん。 だからといってLOWにするとそれはちょっと遅すぎで そんなんするなら手押し連写でいいじゃんみたいな。 最近の高速連写機種のほとんどはこうだと思うが。 その点EOS KDXの連写速度 3コマ/s は絶妙にちょうどいいと思うんだけどな。 ニコンは連続的に可変なんだっけ?
再生時に見たい部分を拡大したままダイヤルを回すと 別の写真に移動できる。これ、比較にものすごく役立つ。 K-xやK-rには「2枚比較モード」があって、同じことができなくはないが、 一度再生の等倍に戻ってからじゃないと行けないし、 ワンタッチで隣接する2枚を比べられない。 むっちゃ重宝する機能だけにK-rで使えないの痛い。
全然ホコリに悩まされない。K-xの揺らすだけ方式は 既にこびり付きチリを落とせない。同方式のK-rもいずれ…。
滅多に使わないがAF補助光、出したからにはたいてい合う。 K-rになって緑LED補助光ついたけど、つきっぱなしで相手に 眩しい思いをさせるわりにはなかなか合ってくれない。 使わないからまあいっか。