Kiss Digital X(KDX)用にA09 を常用していたのでK-r用にも先に手配していた。で、 開放付近で撮ってボケさせて遊んでたら、 なんかボケボケすぎておかしいことに気付いた。 何枚か撮ってみてやっと分かった。
前ピンだ。 K-x に装着したときはジャストだったのだが、K-rだとずれちゃってる。 そういえば、yamaさんがK-7用に買ったA09も前ピンで、K-7 にあるAF微調整機能をもってしても調整しきれずあえなく他機種交換に なったようなのだが、そんな機能K-xにはないぞ。K-rにはあるんかい。
うほ、あったよ。メニュー、カスタマイズ(C)、の4ページ目21番。 最初マニュアル見ずに逆に設定してたが、前ピンを後ろ方向にずらしたいときは マイナス方向に設定する。最大の-10に設定してなんとか合った。 おおお、ありがたや。設定値をレンズごとに記憶できない一律調整だが、 まあじゅうぶん。てのは、設定し忘れてずれちゃっても再生時の確認が すぐできるから。あ、それは別だてで書こう。
で、KDXではA09の遠景は甘いものとダルな感じを妥協していたのだが、 あれまあK-rで撮ったらちゃんとシャキっと写りますな。 ファインシャープネスと合わせると こんな範囲で撮った中央付近のちっちゃい方のコスモ石油ロゴを切り出して拡大すると、 読めちゃうし。開放でこれだから不思議な感じ。KDX+A09だとちっちゃい ロゴマークより大きな字もボヤっとしてだめで、でもまあ「そんな細かいところ 見るために撮ってるわけじゃない」と自分に言い聞かせて諦めていた。
再生時に拡大表示を指示したときの1発目の倍率を変更できる。 拡大して見るときはボケたりブレたりしてないか見ることが多いから どうせ高倍率まで回す。なので「×4」に設定してみた。×4は 拡大側にダイヤル8回回したところに相当する。 で、これ撮影直後のプレビューにも効くから撮った直後に拡大すると シャッター速度や絞り量の過不足確認なんかがすぐ終わる。楽だ。
上にも書いたが、こんな機能、上位機種だけってズルいよ。 KDXもSIGMA 18-120のとき少し前ピンで、3mくらい離れたときは 注意が必要だったりした。自分で前後にずらしたり、多めに絞ったりと。 気軽にメーカー調整に出せる場所に いる人なら要らん機能かもしれんが、わしゃ大助り。
KDXよりずっと速い。木槌でガツンと叩いているような速さで合う。 KDXより暗いところでも合う。TAMRONレンズでも素早く合う。 店でKDX3+純正標準ズームに触ったときとほぼ同じ感じ。 現行キヤノン機はこれより速いんだろうがこれ以上はどでもいい。
ファイル削除以外の操作系が全て右手だけで可能。 片手がふさがってても撮って、写りを確認できる。コンパクトだが、 グリップの引っかかりがいいので、メニュー操作とか片手持ちで行ける。
どんなに気に入った本体でもバッテリの市場寿命が尽きたら さようなら(;_;)/~、というのはSANYOマルチーズ DSC-MZ3 で痛感した。
液晶なんて確認だけだから別に画素少なくても…と と思っていたが、K-xでブレとピントを確認したいときに液晶で ぼやっとしてあれれれえと思ってもPC画面ではくっきりということが 多かった。K-rの液晶で拡大表示したら、くっきりなのはくっきりと分かる。 楽だ。液晶画面も意外に重要なのね。
丸竹食堂で「中華そば大盛り」(450+100)円を食した。いやはや、 これは世界一優しいラーメンではないかといいたくなるくらいやさしい麺、 やさしい出汁。ダブル(+200円)でもよかったな。
三脚忘れた。仕方ないのでベンチに置いたら、手前に入っちゃった 岩が明るすぎた。 苔がいい感じに写った。縮小したらわかんね。リバー猿+CTE。