太陽軒

全ての部分が完全に均質で、太さが完ぺきに均一な糸は切れない。 なぜなら、糸が切れるときは、もっとも弱い部分が切れるからである。

きんちゃんラーメンに続いて上安町2軒目、 太陽軒。なんちゅーでかい名前。天津飯の術だっけか? 眩しそうだ。 店構えもすごいインパクト。 まるで電気店?みたいな。で、「中華そば」500円を注文。 うおー、これはなんとなんと、なんとインパクトのない。インパクトないで賞 大賞やったら優勝するぞ的な、完全なるオーソドックスな中華そば。 「ラーメンじゃなくて魚出しの中華そばだよ」と聞いてきっとみんながイメージする、 あれ。麺、チャーシュー、メンマ、ねぎ少々、おしまい。 味も、イメージしていたどんぴしゃそれ。まさに王道。 「これなら、○×店のほうがいいかなあ…」という文章がちらつくも、 ちっとも○×の具体名が思い浮かばない。不思議だ。どこにも負けないと言う結論。

たとえば、新しいカップラーメンが出て、うまいうまい言って食って、 飽きて次の新しいの食って、しばらく繰り返してちょっとカップラーメンに疲れ て、ふとしたときに差し入れでもらったカップラーメンの山から選ぶのは、 新発売の刺激的なのじゃなくて、カップヌードル、だったりする。 じゃカップヌードルは、他のカップラーメンと比べてどこがうまい? て 考えても、うまく表現できない。 どこも飛び抜けてないし、どこもへこんでない、そんなとこがえらい。 なんだかカップラーメンと同じみたいじゃんかって雰囲気になってしまった が、そういうこっちゃなく、同一ジャンル内の存在位置、という話。

太陽軒すげーなー。


きまぐれ記
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