どうも Emacs-20 にしてからいまいち安定しない のでちとCannaパッチを外して素の状態で使ってみることにした。となると、 skkを使うことになる。
skkは単語単位変換で、変換始めと送り仮名始めのを大文字にすることで 文節長決定ミスをなくしたれ、という人間が変換作業の一部を負担するシステム。 てことで、入力時に結構神経を遣う。入力→変換、入力→変換を細かく繰り返す ので人間工学的にはあまり早く入力できない。のだが、慣れて来ると 簡単なパズル解いてるみたいで楽しい(変態?)。あと、文節長間違いが 起こり得ないので、誤変換として気をつけるのは「乗る/載る」とか 「始め/初め」などの同一候補選択のみでそれ以外は打ってるときにこりゃ 絶対変換間違いが無いと分かり切ってる漢字がほとんどなので思ったより速く打 てるようになる。あーこりゃけっこう楽しいかも。
だが、問題は、skkはEmacsで閉じてるということだ。しこしこカスタマイズ した結果がEmacs以外の漢字入力には反映されないというのがgenericでなくて よろしくないのだ。Cannaのいいとこは ~/.canna を修正すれば、それがEmacsで もkinput2でもonew+Cannaあぷり(vimなど)どれでも有効になる点なのだ。 MS-OSだってIMEの設定はシステム全体で有効になるってのに、UNIXの漢字入力シ ステムはCanna以外は全部クライアント毎にユーザインタフェースを設定せんと いかん。それ、おかしいって。それじゃアプリケーションごとに違うインタフェー スの固有エディタの使用を強制させられるWindowsみたいやんか。
あ〜、Cannaがいいよう。でもSKKも楽しい(変態?)。