11:00に出発。旧仲木戸まで送ってもらった。
移動そのものは順調。飛行機では面倒臭いのでひたすら寝てた。何故か中央3人
掛けが3人とも埋まっており、両側2席はどちらも空いている。どういうブッキン
グだ。ドアが閉まったら2名は移動してしまったので、わしが一人で3人掛け占有
した。
熊本着いて、暑いのは想定内。しかしライナーの運ちゃんの手際が悪い。
待ち時間はロビーに居たりして、そんなに危ないところには居なかったが、空腹、
軽い酔いと相まってなんか嫌な感じ。軽い脱水状態だろうか。マスクしていると
喉の渇きに気付きにくいというが、機内でも飲物貰わなかったし。
本気でヤバかったかも。
光の森に着いて、レターバスの時間まで30分以上ある。ゆめタウンのKALDIでコー
ヒー豆を調達。ポイント2倍、さらに1500円で今治のハンドタオルくれるってい
うんでもう一袋買ってラッキー。
即アクエリ買って水分塩分補給。プラセボくらいの効果はあったか。気分は多少
良くなる。
アパート着いてから晩の食材やら買いに出ようかと思ったが、それなりに喰うも
んあるし作りたくない。コスモスで基本食材在庫補充のみしてきたよ。
観葉植物を戻したり、水を汲んだり。
衣類、洗濯物の整理。
植物はokだった。ガーベラの小さい方の株だけかなり良く無いが、それでも新芽
も出ている。
SMSに見慣れない電話番号「が」来て、何だろと思って番号ググったら図書館だっ
た。やば。
以前コスモスで買っておいた限定モノのカップ麺。寿がきやので、魚介系の名店
の、と思っていたら尋常じゃなく辛い奴のようだ。
簡単に、ご飯とサバ缶と食べたが、マジで辛い。麺を喰うので精いっぱいだった。
ご飯に汁を少しかけてさらに食べ進めるが、とても無理。
しかし、ザラザラとした粉/粒状の魚だしが大量にとごって・・沈殿している。
勿体無い。
汁は取っておくことにした。
最終章あたりを残すばかりで連休突入していた。
読み終えた。
以前から目を付けていた本ではあるが、終戦モノなので正直進んで読みたくもな
かった。流れと勢いで借りていたが、すっかり時間がかかってしまった。
さてその内容は、徹底した8/15日に至るまでの内閣-天皇界隈のドキュメンタリー
だった。いろいろ分散した文献、日記などの分析と本人、関係者への取材を重ね
てどこまでも史実を追及している。本人の記憶であっても曖昧な部分や矛盾は多
く、それらも注釈で包み隠さずに記した上で、もっとも確からしいと思われる部
分で淡々と書かれている。
それが、シーンごとにそれでも小説のようにまとまっているのはすごい。
そして、ポツダム宣言受諾に至る喧々諤々の議論、宮中の描写、クーデーターが
あったことも初めて知ったがその一部始終、玉音放送の内容をいかにしてまとめ、
どのように実現したか。録音だったのか。レコード盤に録音するんだね。
すごい。ただただ凄い。
そして長老たちは、自らの立場と良識の狭間でせめぎあっている。大臣クラスは
尋常の人々ではない。陸軍大臣、海軍大臣も然りだった。
それでも帝国陸軍はその成り立ちから腐り切っている。
ただね、これもこれまで散々書き散らかして来た「国家」をどう定義するか、に
至る話で、それぞれがそれぞれの立場で「国体の護持」を解釈し、陸軍が理想と
するそれはある意味非常に純粋なものでもある。とは思う。彼らにとって民主化
し天皇が飾り物になった日本など日本ではないのだ。今こうなってこそバカげて
いると思えるが、それが彼らの「定義」である以上、一億玉砕以外に正義は無い
のである。それでもその理屈は「軍人」の組織でしか成立できず、「市民」の価
値観とは矛盾する。やはり(山形有朋はロクなことしなかった)と思うね。
逆に次は山形有朋の正義を勉強してみるか?
そして早寝。まだ21:00頃だ。ピンポン押すバカがいる。この時間にNHKでは無い
だろう。無視でも良いが一応出てみた。なんだかわけわからんことを言っている
ので「結構でーす」と結局無視し不貞寝。
電話番号も知らんし名前だって知るわけが無いのだ。まともな奴が玄関先に来る
ことは無い。飛び込みで来るのは国勢調査くらいだろう。
ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ | 036@itoh.gentei.org |