春に向けて2

GTS整備を開始。




13:00。 さてと、 背景は雪です。


まず久々にエンジンでもかけてみることにします。11月5日以来ですから、2ヶ月半ですか。今までは3ヶ月くらいのブランクはどってことなかったので、電装系は大丈夫でしょう。バッテリーも2年前に換えたばかり(?)だし。 問題があるとすればLLC凍結でラジエータ破裂、エンジンかけて融けた途端にダダ漏れとか。

結果、一発始動。流石EFIは強い。LLCも大丈夫だったみたい。よかった。


外気温が低いのでマフラーからは激しく白煙が出ます。エキパイ全体が乾くまではエンジン回しておかないとね。と思いきや、



なんか変なトコから白煙がっ!



サイレンサー付根部分の排気漏れかと思って見てみたら、



穴がホゲていらっしゃる!



直径5mm位の! でもコレ、ステンレスだしなあ。最初からあいてる水抜き穴? んなわけない。8年間乗ってて今まで気付かないわけ無いよな。でも要確認。
直すとしたらどうする?溶接してもらいますか。よくあるマフラー補修剤で誤魔化す?いやそれはあんまりでしょう。いずれ、この問題は先送りです。


今日の目的はこの間の続きでとりあえず前後ホイールを外すことなんです。やっとこれから本題に入ります。が、それ自体は勝手知ったる作業で何ら問題なくサクサク完了。

そうそう、今日はディスポのゴム手の上に軍手を重ねるという格好で作業したんですが、なかなか具合が良かったです。手も汚れないし寒くないし(これはむしろ慣れ)、ゴム手が破れないし。軍手をウエス代わりにしてクリーナーやらを手で直接ゴシゴシなんていう応用もできそう。


後輪外れました。スプロケも外れました。



なんか違和感です。これってスプロケ終わってね?



現在。

2002/5新品時

2002/5純正外した時


あー終わってるね(ToT) 前回交換時が21430mile、現在が37320mileだからisaのスプロケは16000mileでここまで来ちゃったのですね。純正の耐久性は凄いですねー。
また予定外の出費かー。丁度ヤホクに3980円でコワースのスプロケが出てました。見テクレ的にはisaの相当気に入っていたのですがどうましょ。ちなみに純正は6951円。isaは定価14175円、webikeで13466円のようです。昔ユウタくんに言われた「昔は金持ちだったんだねー」という強烈な言葉が思い出されます。isa買ったのってその頃だな。どんどんビンボになっているのかわしは?
いや、単に予算配分の問題のはずです。きっとそうです。


気を取り直して次の作業へ、



Rブレーキパッドも
終わってるね。

Rローターも大分薄いなあ。

Rローターのlimitは8.0mm。測定値8.8mm。これまでの走行6万kmだけど元の厚さが何mmだったかわからないのであとどれだけ持つのか予測できませんね。
残り0.8mmがいつまで経っても減らないのでは交換しても無駄だし。


探したら2000年12月にチェックのために撮影したのが残っていました。


5年前なのに今と殆ど変わっていません。むしろ薄い気がします。記憶の範囲ではローターは一度も交換していないのだけど・・・・??
なんか心配になってきました。


まいっか。今回はまだ交換しません!



Fホイールもチャッチャと外して、



Fパッドはまだ大丈夫そげ。

Fローターも大丈夫かね。


Fローターのlimitは13.5mm。測定値13.9mmってとこかな。Rよりやばいですかね?



Fタイヤはスリップはもちろん、溝無し。
要交換。

Rタイヤはもう暫くイケるね。


2005シーズンはタンデムが長かった割にはFが随分減ったもんです。やはり総重量が制動時のFタイヤへの負荷に効いてきているのでしょうか?の割にはちょっと寝かした位置が一番減っています。乗り方の問題かPilotROADの特性なのか?わかりません。どうでも良いような気がします



Rホイール内のABSセンサーのローターが外れません。
先送り。




今日の作業はここまで。




このまま春まで放置か?


センスタが戻らないように紐で固定したし、ジャッキアップポイントもリジッドの馬を当ててるし、簡単にはズレないように縛ったし、それでもピッチングには弱そうなのでジャッキを軽くスイングアームの端に当ててみました。これで転倒しなければ良いですが。
震度3位まではなんとかならんかな。4以上は流石にやばいと思われます。しかし最近地震多いからなあぁ。強風くらいではビクともしないと思うんですけどね。



こうしておけばきっと素人には分かりません。



もちろんそういう問題ではありません。


タイヤ考察

タイヤのプロファイルがハンドリングに及ぼす影響についての考察


PilotROADとBT-020でプロファイルがこれだけ違います。


Michelin PilotROAD

Bridgestone BT-020



パッと見でもBT-020の方が尖っています。というよりMichelinのタイヤって異様に中央が平らです。写真のP-Roadは減ってますがそういう問題じゃなくて新品での印象ね。
これがハンドリングにどう影響するのか考えてみました。




タイヤの歪みとか、ライダーの姿勢とか、一切無視。車体が一定のバンク角で曲がるバイクを静的に比較します。

ぶっちゃけ、違いは接地位置の違いによる車体重心から見た実際のバンク角だけってことです。
平べったいタイヤは、同じだけ寝かしても実バンク角度θm<θbなので、旋回半径は小さくなりません。
足りない分はライダーがハングオフしてやればいいってのが基本的な考え方。

一方で、旋回半径を基準にすると車体のバンク角は相対的に深いということになるので、キャンバースラストによって切れ込みます。ただし、バイクは1輪車ではないので、前後ホイールの特性の差によってハンドリングが変わります。

後輪よりも前輪が切れ込む場合は、本当に切れ込むハンドリングになります。
逆に、後輪が切れ込んで前輪が残ると、よく寝るが切れ込まないハンドリングになります。

Michelinに換えた時にハンドリングが素直に感じたのは、前輪のプロファイルは大差無いのに後輪が丸く(平たく)なったからだと推測されます。


今度Fだけ020に変えると、Fが少しだけ尖るので寝るくせに曲がらないとか、変な風になるかもしれません。その後Rも020にするとRが矢鱈に尖るので普通に切れ込み系ハンドリングになると予測します。
当たったら凄いね。

嘘臭くなってきたので、この辺で。
御機嫌よう、さようなら。



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