久慈

未だ行ってない県北東沿岸方面へ行ってみようと思った。GTSで。今日はタンデム。
例によって出発は午後になってしまったよ。

沿岸の田野畑村まで2時間。ようやく海だと思ったら突然霧に覆われた。何だこりゃ? リアス式の入江のまさにそこだけ霧が立ち込めてるの。んで、


寒いっ!


なんだこりゃ。盛岡から標高900m超える峠を越えてくる間も全然寒くなかったのに、海が見えるくらいまで来たらすげー寒いの。そして海だけは霧でまったく見 えません。

「やませ」ってやつですか?
北東から冷たい風が吹き込んで東北の沿岸部は梅雨時〜夏にかけてしばしば猛烈な冷えに見舞われます。昔習わなかったかい?



霧の層がくっきり


Tシャツに3シーズンジャケット(ベンチレーション全開)という比較的軽装で来てしまったけど、6月も下旬になるというのにグリップヒーターまで使ってし まったよ。かみさんはなぜかフリースまで持っていたので着込んだけどそれでも寒かったらしい。


北東北以北の夏ツーリングは要注意ですな。



ぱあぷる

野田村にある道の駅なんですが、単なる道の駅でなく、本当に駅ですらあります。三陸鉄道北リアス線陸中野田駅とくっついています。


ナブンケンのババ氏がかつて大学で中世の街道を研究していた(んだっけ?)頃、「道の駅」という言葉に激怒していたのを思い出しました。うろおぼえですが、曰く、


「駅というのはそもそも街道で馬を乗り継ぐ(休ませる?)拠点
であったものなので、道にあるのがアタリマエなんじゃい!」


だそうな。

しかし彼はテッチャンでもあったので、鉄道の駅を単に駅と呼ぶ事に関しては何も仰いませんでした。


あー話がそれたね。あー逸れたね。


で、寒かったので道の駅野田のレストランぱあぷるでラーメン喰いました。磯の幸の載ったぱあぷるラーメン。これが美味かったんだよ!

1000円だけど、何しろうまかった。ホタテ、ツブ貝、なんかわからんけどヤラシイ形の貝、蟹、蝦、ワカメ、マツモ、そして雲丹!
火が通っているのだと思うけど雲丹すげー美味かった。スープは塩味であっさり。魚介出汁がものすごく良く出ていて、これはスープが美味い!スープがね。

麺も悪くないけど、理想を言えば魚介スープと、ラーメンは別の方が美味い気がするよ。
でもまとめてラーメンになってないとなかなか注文されないてのもわかるな。


生うに重2000円というメニューもあったけど多分これも期待を裏切らないと思うぞ。
そろそろ三陸も雲丹シーズンに入ってるでしょう。



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