Jerome氏迎撃
これまで何度かgenteiの皆様(主にyas)のgbに書き込んでくれていたJerome氏が、我慢しきれずに
(推測ですが)
何と来日するということなので、折角だから会っとこうかなと思ったわけだ。
もちろん滞在するのが松山で、射程距離内だからていうのもあるんだけどね。
朝3:00時起床。
これまで何度か敢行した迎撃計画の中では最も早起きになった。
いざ出発
結局出発は3:40頃だったけど。
30000mile
延岡の辺りでODOメーターが30000mileを指した。
20000mileの時は2001年11月22日に四国は宿毛に上陸した直後だった。
ちなみに10000mileは2000年4月1日に北茨城を攻めた後帰りに常磐道谷田部東PAにて。
四国行きはキリ番に縁があるのかな
ロングの時の方がキリ番踏む確率が高いだけだよね。
延岡過ぎて、順当にR326(高速コース)経由で佐賀関に向かう。
出発前、装備はどうしようか少々迷った。とりあえず革ジャン裏地付きで出発したけど、夜明け前の山間部は寒いくらいだった。
空腹で熱源不足という要因もでかい。
カッパ着ても暑くないだろうけど、停まって着るくらいなら走り切っちゃう方がいいやくらいの距離。
三重町に入って標高低くなって、空も明るくなってくると寒さも和らいだし。
野津から臼杵に抜け、あとは海沿いのR217で佐賀関へ。
トンネル抜けた下りコーナーに拡幅した時のガードレール跡を埋めた激しいバンプがあって、吹っ飛びそうになる場所が一箇所ある。
でも知らないで突っ込んじゃうと別にどってことないんだよね。
佐賀関
6:20頃佐賀関に到着。
バイクは1台
九州から四国に渡るバイクは少ない。逆は結構居るのに。
運送申込書の見本、ちょっとウケた。
出港は7:00なので、乗船手続きをしてから少々時間がある。ちょっと物を喰って体温上げたいところだけど売店とかまだやってないし。
冷食をチンしてくれる自販機で焼きおにぎりを買って、チンし終わって出てくるまでの間に煙草を買って、とかやっていたら、
「バイクの方ぁ〜」
と呼ぶ声が。もう乗船らしい。始発だからかな。
自販機から出て来たアツアツの焼きおにぎりを慌てて懐にしたため、バイクに戻って乗船。
船に乗って出港までの間に焼きおにぎりを喰ってしまい、物足りなくてさらに船内でシーフードヌードルを買って喰った。
やっと暖まってきた。
三崎までは寝る。
四国上陸
8:15頃上陸。yasと待ち合わせしてる道の駅双海までは快適な道を流すだけ。
予想通り10:00は余裕で、9:30に着いてしまった。近くで給油、満タンにしておく。GSのおばちゃんが親切にこの先のねずみ取りポイントを教えてくれたけど、そっちの方行かないんですよ。
明日は通ると思うけど。
Jerome氏来たる
この道の駅双海は休日はいつもバイクが沢山集まるところだけど、まだ時間が早いらしくわし以外には1台くらいしかいない。
一服しながらダラダラ待っていると、ドゴゴゴと爆音が聞こえてきてバッタ色のバイクがやって来た。yasだ。ちゃんと後ろに人が乗ってるぞ。
Jerome氏はどうやらバイクに乗りたくてしょうがなかったらしい。
ようこそ。わしがか?
やはー、ないすとぅみーちゅー。とかご挨拶。その後いきなりJerome氏わしのナンバーを見て、
「kawa..saki?」
とか、読みやがった。なんで漢字読めるのー?
来日してからかれこれ1週間経っている。先週末はyas一味と一緒に石鎚山とか観光したようだけどその後は一人でバスとか乗ってあちこち巡っていたんだよね。地図見るのは相当好きみたいで、地名に良く出てくる漢字は既に一通り覚えてしまっているっぽい。むしろ仮名の方が苦手そう。
そんなこんなでいきなり川崎ネタになったので、わしの出身が川崎であることを説明したりして。川崎の場所なんかは説明しなくても知ってるので楽チン。
いや、やっぱりあまり話せない。わかんねーよ英語。勉強としてじゃなくて実践でまともに英語喋るの初めてなんじゃないのかわし。
Jerome氏はフランス南西部のラ・ロシェルという町から来ている。当然英語ネイティブではないわけで、激しく訛ってる。
「R」は「ハヒフヘホ」になっちゃうし、頭の「H」は勿論発音されないし、「S」も全部「ザジズゼゾ」だな。その辺の法則をyasに教えてもらってどうにか二人がかりで解読。それにしても彼が言った言葉の半分も理解できてないかもしれない。情けない。
yasによれば、Jerome氏もだいぶ気を遣ってわかりやすく発音してくれるようになってきているらしい。
それでも何とか3人で少し話した後、大洲方面に向かうことにした。
愛媛県道54
伊予灘の海岸沿いから峠を越えて大洲へ続く修行道。かなり狭くてタイトなコーナーの続くワインディング。
森に囲まれているけどあっという間に標高も上がり、後ろに海が開ける。
Jerome氏は相当この道が気に入ったみたいだった。現地では海のそばにすぐ山があること自体珍しいようで、逆に山の上からすぐ近くの海を望むなんていうのはとても感動的な光景みたいだ。
そして山じゅうに広がる緑の森。確かに一般的なヨーロッパの光景に比べたら圧倒的に緑が濃いよね。山中の小川の横を走る細道も日本の山間部ではごく当り前だけど、これも綺麗だと言う。
yasの後ろに乗るのも、とてもエキサイティングだとベタ褒め。
大洲〜内子
大洲に着いたものの、特に見る物もなく(Jerome氏も既に一人で来てるみたいだったし)内子へ。
この区間はわしがGTSに乗せてみた。seat は lower だけど more confortable だよとか言って。
結果、
お気に召さなかったらしい
やさしく走るので全然エキサイティングじゃないって。^^;
12Rの後ろの方がシートも高くて景色がよく見えるし。
わかりました。今日はyasの後ろに乗って下さい。
内子〜昼飯
とりあえず先に Let's have lunch しますかということでちょいとR56を北上したら、全然喰うところ無いの。
やっと見つけた中山町の花の森ホテルのレストランに入った。
しかし問題発生。割と凝った料理で何の何たらの何ちゃらソースとかそんな感じのが並んでて、
メニュー訳せねえヨ!
店員には「ちょっと時間かかるから待ってて」と断って、じっくり説明。
材料だけ。魚の種類とかは、説明してもほとんどわからん。フグとか、「風船みたいな魚」とか言ったり。
カルピスの説明も困ったなー。
どうにか終了。高かったけど他になかったからしょうがないな。
内子座
内子にある、歌舞伎小屋の跡。それとも現役の劇場なのかな?
法被着て記念撮影
内子〜松山
Jerome氏は少々飛ばした方が好みらしいので、ちょっとペース早めで松山へ。
後ろから見てると、あまり景色見てないみたいなんだよね。駐まった時に話を聞くと、あの時何km/h出たとかそんな話。
ずっとメーター見てたのね
道後温泉
先週末も言ってるらしいけど、わしが行きたいので行くと言ったらついてきた。先週は相当びびったらしいけど、嫌いじゃないらしい。
ちんちん電車で温泉まで行くと、ちょうど17:00でからくり時計が動くところだった。坊ちゃんコスプレの人々がなにやら解説をしてる。
全開
開いていく動画も撮ってみたけど、つまんないので没。
呑み
yasの会社の人々も集まって屋台村みたいなとこで呑み。
しかしJerome氏はビール苦手みたい。フランスでも北のドイツ境の方はビール飲むけど、南の方はもっぱらワインだそうで。
ワインはボトルしかなくて、ビールで我慢してもらった。
更に次。yasの結婚式の二次会で行ったところだな。
わしもアルコールが回ってもうちっと臆せずいろいろ喋れるようになったところだったけどJerome氏は夜弱いようで限界っぽい。
わしも3:00起きだったんだよな。一緒に先に抜けてホテルに戻ることにした。
おやすみなさい。
ITOH Osamu/
Sachi/
Guest Book/
036@itoh.gentei.org