四国20


古岩屋〜高知

朝から大雨。
予報は日に日に悪くなっていく。今日は終日ダメそうだ。
今日晴れれば、今回の一つのポイントである石鎚越えをする予定だったんだけど・・

地図を見ると、適当な迂回路もない。今日のルートはそれなりに観光ルートなので、視界が無くなったとしても路面とかはむしろ昨日なんかより無難な道かなという気もしてた。強行しようかどうか、思案のしどころ。

ところで、昨日応急処置したリヤタイヤに空気入れんといかん。昨日修理後の測定値で0.6kg/cm2しかないのね。既にスリップサインも消えかけの貧乏スリックでエアが無かったら、何も無いところで転けちまう。
まずは荷物を積まずに、かみさんを宿に待たせて最寄のGSへ行き、空気圧調整と燃料補給。

空気がちゃんと入ると雨のコーナーでもこんなに走りやすいんカー!
昨日は相当圧が落ちてたのね。少しずつ倒しこみが重くなっても気付かんもんだなあ。タンデムのせい?WET路面でビビリ地蔵乗りのせい?疲れのせい?とか思っちゃうよね。空気圧が落ちてるなんて考えもしなかった。

GSでおっちゃんと話す。

「R33で高知回った方が無難だと思うぞ」

そうでっか。やっぱり?!
昨日高知から来たからあんまり高知に戻りたくないんすよねー。まあいいけど。
そんなわけでほぼ土砂降りの中、さっくりR33に出て一旦高知に抜けた。
対向のダンプと格闘する。結構轍が深くて、対向車が大型で轍に綺麗にヒットすると、

洗車機状態

水の幕に突っ込んでいく感じ。いやはや、怖えす。もうヤケクソ。
でもちょっと楽しい。

結局1時間余りで高知に着いた。昨日の山越えは何だったんだろう?

高知沈没

昨日は高知市内ではまだ降られてなかった。だけどわしの中で高知の交通は、

ワースト3

諸悪の根源は市電だと思う。これのお陰で、路面ががたがたで車線が狭くて、右折左折がトリッキーになってる。この状況でなんとか走ろうとすると、まこと身勝手な走り方になっちゃうのね。
この状況、何かに似てる。何処だろう?

中国

ちょっとそういう戦慄。
日本の中では、名古屋走りに近いかな。名古屋人には悪いが、名古屋の交通の方が高知よりもう少し劣悪かもしれん。

話がそれたが・・・、そういう高知市街の交通状況なので、好んで雨の日に通りたくは無かったんだよね。来ちゃったけどさ。
そしたらもう、予想に輪をかけてとんでもない状況。道路の水はけが悪くて、通り一面が川になってる。そんな道をみんなで縦横無尽に走るもんだから、

競艇の如し

みんなしてしぶきの掛け合いで、こうなりゃわしも参加させていただきます。多いに掛けさせてもらいましたよ、ええ。
てゆーか、こちとら貧乏スリックでーい。殺す気カー!
誰も知ったこっちゃ無いよな。早く高知市抜けれー。

高知〜小歩危

R32で北上を始めると、打って変わって穏やかな道。
中速コーナー程度の連続。道幅も広く路面も悪くない。晴れだと4輪が邪魔になるけど、この状況だと丁度同じペースを保ててストレスが無い。
難なく今日泊まる小歩危に到着。
雨でも荘厳な渓谷の様子は伺える。ああー晴れだったらなあ。

奥小歩危温泉

20マップル四国76C4にある「奥小歩危温泉」てのが今日の宿。密かに今回の20中、most expensive なとこ。でもぼろい民宿だった。
せめてメシに期待。国道からずっと宴会・食事が売りらしい看板が出とりましたがな。
結果、

まあ、許そう。

ちゃんと美味いよ。でも女将が一人でやってるっぽくて、ほとんど冷めちゃってる。
品数はかなり多いけど、イマイチ統一感が無いかも。でもそんなのはどうでもいい。
良かったのは、銘々の炊き込み御飯があって、小さな固形燃料の釜で、卓で炊くの。
それから牡丹鍋。ほんとに牡丹のようだね。美味い。

部屋に炬燵があったので、いろいろ濡れモノ乾燥大会。
競艇楽しんだお陰で、


パンツまでぐっしょり。

だもんね♪(日石三菱風)
らんららんらーん、らんららんらーん♪

本日の成果

ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org