限定解除MLは、みんなが気持良く、 安心し、楽しく平等に参加できるMLを通じて交流を深めることができるMLであり たいと考えています。限定解除MLの有志で運営されているGENTEI.ORGで開かれる 全てのMLでもおなじです。
そのためにメイリングリストに投稿するときは、次のことに注意して頂きた いと思います。
社会の構成員として当然ですね。あなたが冗談で書いたとしても、文 章だけでは伝わらず、誤解や不要な罪を招く可能性があります。
上と関連しますが、責任ある発言を心がけて頂くために、ハンドル(ニッ クネーム)だけでの参加は御遠慮ください。これまでにメイリングリスト 上でトラブルを起こした人は数人いますが、例外無しでそれは本名を明か さず、「電子メイルなんて架空の世界のお遊びさ」程度の軽いノリで発言 してくる人達ばかりなのです。そのような雰囲気を避けるため、原則とし て実名での参加を期待しています。そのおかげで、現在は誰もが互いを信 頼できる心地よい会話の場が保たれています。
hotmail.com などの無料ドメインのメイルは gentei.org では 受け取りを拒否しています(SPAMの温床なので)。それ以外のドメインでも 原則として無料メイルアドレスでの参加は奨励しません。
無料メイルアドレスサービスには十分なメイルボックス容量もサポー トもないのでエラー発生時の対処も悪く、配送遅延やエラーを延々と発生 させ続けてMLサーバの回線負荷と管理者の負担を大きくしがちです。全て がそうとは限りませんが、エラーが起きたときにそれを引き起こした無料 サービスのドメインが迅速に対応する組織であるかどうかを調べている余 裕はありません。もしメイル配送が滞った宛先のプロバイダが無料サービ スドメインであった場合には復旧を待たず直ちにML登録を削除するなどの 措置を取ることがあるのであらかじめ御了承ください。
また、身元をごまかすために無料アドレスを取得してから各種MLに参 加したりする人がいますが、それは2の項目に反するので御遠慮願います。 (このような無料アドレス利用法を紹介する雑誌記事などには非常に迷惑し ています)
もちろん、上記二点を十分に理解した場合であれば、無料メイルアド レスでの参加も歓迎致します。
メイリングリストは、「情報交換」の場であって、情報を集めるだけ の場所ではありません。どんどん質問して、たくさんのことを教えてもらっ て下さい。そうしたら、今度は誰かの質問にあなたの知っていることがあっ たら、答えてあげて下さい。
メイラによっては「返送先」などの設定項目ですが、ここは本来自分 の送信メイルアドレスとは違うアドレスに返事を出して欲しい時に設定す る項目で、通常は設定すべきではありません。メイリングリスト管理ソフ トウェアでは、参加者の返事が自動的にメイリングリスト自身に向くよう に、Reply-to: ヘッダを利用しているのですが、元記事の送信者がこのヘッ ダを利用してしまっていると、参加メンバーの返事があなただけに行くこ とになってしまいます。
マイクロソフト社製のメイラではデフォルトで、そのメイラを使って いない人にはゴミとなるデータを余分に添付したものを送ってしまうよう になっています。
たとえば OutlookExpress では、本文のほかに人間が読むに堪えない HTML形式のファイルまで送付するのがデフォルトになっているので、利用 者に悪気が無くて送ったメイルが、他の人の気分を害することになるとい う悲しい事態をしばしば起こしています。「送信形式」という設定項目に ある「HTML形式」というチェックを必ず外してください。OutlookExpress の設定については CDSというプロバイダに具体的な説明があるので参照してください。
また、文章以外の画像・音声データなどはメイリングリストにポスト するのは控えてください。WWWなど、誰でも参照できる場所に置いた上で そのURLを紹介するようにしてください。
他の人に読めない文字を利用しないようにしてください。とはいって も、WindowsのメイラではWindowsの人しか読めない文字をなにごともなく 書けて送れてしまうので、漠然と「機種依存文字」と言っても分からない かもしれませんが基本的に、少し小さく見えるカタカナ、ローマ数字(Iや IIやIIIなどを一文字で表している文字)、丸付き数字(1や2などが丸で囲 まれている文字)などは利用してはいけません。具体例は 機種依存文字劇場 などが参考になるでしょう。日本語IMEで そのような文字が出ないようにしてしまうのが最善策だと思います。
もうひとつ、世界中の人が日本語を話すということが間違いであるの と同様に、あなたの使っているコンピュータで動くソフトウェアで読める ものが、全ての人に読めるものであるというのも間違いです。Wordや Excelのデータを送ったりしないでください。
メイリングリストにはいろいろな分野の人がいます。あなたが当り前 と思って略したことも他の人には当り前ではありません。会社名などを指 すときに、伏せ字にされるのは読んでいてあまり気持ちの良いものではな く、伏せ字にしなければならない程曖昧な情報ならデマとなり兼ねないの で発信を慎むべきです。事実であればそれは他の人にとっては大切な情報 です。伏せ字無しで正確に伝えましょう(ジョークなどで意識的に伏せ字 を使う場合を除きます)。
また、パソコン通信の世界では無闇に略語を使いたがる傾向にありま すが、それらの用語は本当に使用者が限られているので突然言われてもまっ たく分かりません。また、誰かがあなたの知っている略語を使っていたと してもそれがみんなに正しい意味で伝わっているとは限りません。
アップ、ダウン、カキコ、レス、DM、PG、SW、メアド、HP、シグ、 SYSOP、NW、…、その他いろいろ…一般的に通じると思われる表現を例示しておきます。
○メイルをMLに送信すること | 「メイルを書く」、「ポストする」、「投稿する」 |
○メイルに対して返事を書くこと | 「リプライする」、「返事を書く」、「返信を出す」 |
○MLからの話題を一人だけに書くこと | 「個人宛に送る」 |
「メイルを開くとウィルスに感染します」とか「こんなジョーク集を もらいました」などのメイルをMLに転送する人があとを絶ちません。それ らのメイルは、チェインメイルといい多くの人に手間をかけさせることを 目的としている悪質な悪戯です。「このことはすぐに誰かに伝えてくださ い」などと不特定多数の人向けに書いてあるメイルは手元で抹消してくだ さい。
メイルの返事を書くときの引用は、自分がコメントするのに直接関係 する部分だけにして、関係ない部分は削りましょう。自分の文章を先頭に 書き、引用をまるごと最後につけるメイラがありますが、読むほうとして は、まだ文章があるのかと思って読み進めて行って結局長い引用だけで終 わっていたと気づき、骨折り損な気分になります。
MLに参加しているアドレスを変更したり、登録を解除して欲しいなど の文面をMLに流す人が出て来てしまいますが、これは避けてください。単 なる一人の都合のお願い文書が何十人何百人宛に流れて参加メンバー全員 の迷惑になりかつ通信量(料)の無駄になります。自分のメイルアドレス管 理は全てMLのコントロールアドレス(ML名に -ctl をつけたもの)にコマン ドメイルを送ることでできるようになっています。あなたにとって参加し ているMLがひとつだから変更作業を管理者にお願いしてもたいしたこと無 いように感じるかもしれませんが、管理者はきわめて多数のメンバー管理 をしているのでその全員の変更作業の面倒を見ることはできないと思って ください。メイルアドレスの管理は御自身で責任をもっておこなってくだ さい。変更の仕方は、MLに参加するときに自動的に送られて来る説明書に 書いてありますので、必ず保管してください。いざ変更しようというとき に、説明書をなくしたことに気づいたり、読んでもやり方が今ひとつ分か らないときは、「変更してください」とお願いするのではなく変更の方法 を質問しましょう。管理者がたまたま忙しくてイライラしているときであっ たとしても、自分のことを自分でやろうとする人には親切に返事ができる というものです。
MLの管理者は、作業を報酬を得てやっているわけではないことを忘れ ないでください。